長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

そばや?

2009-07-12 06:29:57 | Weblog
昨日は、開店間際に焙煎したての「ほぼぶらじる」を試飲しようと
していると、折り紙教室のご婦人たちが、蕎麦を食べにやってこられた。
それから疾風怒濤のように、蕎麦を食べにくる人がきて、まるで「そばや」
にでもなったみたいに、蕎麦がでて、一時半には、こめびつの米がなくなるように
、蕎麦がからになった。
対馬から友だちが蕎麦を食べにきてくれ、なんとか食べられたのが、ラッキー
だった。彼は毎年「蕎麦の原種」を対馬からおくってくれる。

もともとそばは大陸から対馬を通過して、北九州に上陸した。
陶器やガラスやお茶や仏教と同じ、「海のシルクロード」を通ってきた。
北九州の人たちは、山海の食べ物に恵まれていたので、そばにはあまり関心がなく、ただ通過して、結局、長野や東北で蕎麦の文化が花開いた。
でも、九州の平家の落人の伝説がある場所には、蕎麦の足跡がある。
熊本にもそんな場所がいくつかあり、人吉もそのひとつ。その人吉生まれの
「ワカ」が、夕方青森の蕎麦を打ってきた。月に一度、神楽坂の蕎麦屋の
主人に蕎麦うちを習っているので、その時には、作品?をもって、やってくる。
昨日のそばは、自信作らしく、ちゃんとした雰囲気がただよっていた。

今年は「文花的な寺小屋」の中に、蕎麦うちをいれようかしらん。師範代は
ワカ。
明日は「ねんど」、明後日は「英語で蕎麦会」、明々後日が「かっぽれ」
17日(金)は、「ビールの寺小屋」ベルギービールを6種類飲みくらべながら、
それぞれにあうつまみを堪能しようと思う。(会費5000円也)