長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

赤い鳥

2009-07-03 06:46:20 | Weblog
昨日久しぶりに目白にいった。
目白といえば、ヨネクラボクシングジムに10年近く通った。
昨日は、閑静な住宅街の中にある「千種画廊」にいった。安土さん
のガラスの個展。天真庵ではビールを、彼の「へちかんだグラス」
で供することにしている。へちかんだ感じがなんともいえない涼感を
かもしだす。

千草画廊といえば、イタリア文学者の千草堅さんが自宅を改装して
画廊にした。南條さんの友だちの生井さんが、ときどきここで個展を
したいる関係で、縁ができた。
童話作家で、鈴木三重吉という人がいた。1918年に童話雑誌「赤い鳥」
を創刊。白樺派の有島武郎や芥川龍之介らが童話を、北原白秋、西條八十
らが童謡を書いた。
ここにお邪魔するときは、そんなロマンティックな文人たちが、その道を
歩いていたんだな、という不思議な気分になる。
なお、駅からヨネクラジムまでの線路際の道は、通称「ボクサーの散歩道」
、ガッツ石松や柴田さんたちが、通った道だ。