天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

ピンクの豹・・・

2019年11月06日 17時58分13秒 | 日記
 僕は、デビッド・ニブンと言うイギリスの俳優が好きです。
 洒落た髭をはやした紳士然とした人で、そのような役柄も多かったですね。
 例えば、80日間世界一周の主役を演じました。
 007シリーズの「カジノロワイヤル」にも、ジェームス・ボンド役で出ています。
 原作者のイアン・フレミングはボンドを創作する際、
 彼をイメージして書いたとも言われています。
 そのデビッド・ニブンが主役をやった映画が「ピンクの豹」です。
 かつて観た事がありますが、また観たいと思っていた映画の1本です。
 昨日、CATVのムービープラスで放送されました。

 デビッド・ニブンは、
 イギリス貴族のチャールズ・リットン卿、実は希代の怪盗ファントムを演じていました。
 脇役でピーター・セラーズがクルーゾー警部役で出ますが、
 評判が良かったようで、彼が主役になって「ピンクパンサー」シリーズが出来ます。
 ピンクの豹は宝石の名前です。
 これを所持しているのが、中東の某国の王女ダーラで、
 クラウディア・カルディナーレが演じていました。
 クルーゾー警部の妻シモーヌをキャプシーヌが演じていましたが、
 彼女はリットン卿の恋人でもあります。
 そして、リットン卿の甥のジョンをロバート・ワーグナーが演じていましたが、
 やはりシモーヌに恋してしまいます。
 早い話、かなりのドタバタの艶笑コメディです。

 リットン卿は、王女のダーラを口説こうとします。
 ダーラ王女は、「私はお酒は飲みません。現実に満足していますから。」と言います。
 するとリットン卿はすかさず、
 「私も現実に満足しています。私の現実には酒も含まれておりますが。」答えます。
 先日書いた、和田誠の「お楽しみはこれからだ PART2」に載っていました。

 その他、とにかく素晴らしいドタバタの連続で、とても面白かったです。
 何度か声を出して笑ってしまいました。
 腹から笑える映画は、そんなに多くはありません。
 このような映画は精神衛生上も良いような気がしました。

 YouTubeに英語ですが、予告編がありました。
 興味のある方はご覧になって下さい。
 https://www.youtube.com/watch?v=sh4tFmpn9OY

コメント
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