天然居士の独り言

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平昌オリンピック開会式・・・

2018年01月18日 19時45分21秒 | 日記
 韓国で2月9日に行われる平昌冬季オリンピックの開会式に
 安部総理が出席するかどうかで、揺れています。
 韓国が慰安婦問題をめぐる日韓合意について、
 新方針を示したことに反発する首相官邸は出席に否定的のようで、
 外遊中の記者からの質問に対しても、
 「国会日程を見ながら検討していきたい。
  一日も早い予算案の成立こそ最大の経済対策なので
  しっかり対応しなければいけない。」と明言しなかったと報じられています。
 要するに、安部総理は行きたくないのでしょうね。
 自分の手柄だと思っていた、慰安婦問題の日韓合意について、
 文在寅大統領に代わって新方針を出した事に感情的になっているのでしょう。
 何とも大人気ないと言うか、懐が狭いと言うか、余りにも単細胞のような気がします。

 さすがに大人の政治家たちは、これではいけないと思ったのでしょう。
 昨日会談した自民、公明両党の幹事長と国会対策委員長は、
 日韓関係への配慮から
 「隣国で行われるスポーツの祭典。行ったほうがいい」との認識を共有したと、
 朝日新聞は報じています。
 2月上旬は新年度当初予算案の衆院審議の最中ですが、
 9日の開会式出席に向けて国会日程を調整することで一致したとの事です。
 これで、欠席する理由がなくなりそうで、外堀が埋まるように思いますが。

 慰安婦問題の韓国の新方針と言うのが、実はよく分かりません。
 何となく玉虫色のようにも感じます。
 慰安婦問題は、外交上の問題ではなくて、
 韓国の国内問題になっているようにも感じますが、いかがでしょう?
 文大統領の立場を理解する必要があると思います。
 老子には、「恨みに報ゆるに徳を以てす」とありますが、
 政治家はその位の度量の広さが必要でしょう。

 韓国と北朝鮮は、ここのところ開会式や閉会式での合同入場など、
 オリンピックを利用して融和が進んでいるように見えます。
 それを北朝鮮に対する圧力を緩和するための、北朝鮮の戦略だとの見方もあります。
 圧力一辺倒で、世界各国に圧力を掛けるよう旗振りをしている安部総理としては、
 これも面白くないのかも知れません。
 僕は、韓国も北朝鮮も同じ民族ですから、
 先ずは両国の交渉を見守っても良いような気がします。

 1988年のソウル、2008年の北京と近隣諸国でのオリンピックの開会式には、
 当時の総理大臣が出席して来ました。
 4年前のソチオリンピックでは、
 ロシアの人権問題に抗議して欧米首脳が開会式への出席を見送る中、
 安部総理は対露重視の姿勢から出席しています。
 ここで欠席するとなると、政治的に大きな影響が出そうな気がしますし、
 隣国同士の関係が冷え込んでいる事を、世界中に印象付ける事になります。
 安部総理は、こうした状況をどのように判断するのでしょうか?

コメント
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