天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

門井慶喜さん・・・

2018年01月17日 19時16分07秒 | 日記
 昨日は、男子会+女性が2人加わってランチに行きました。
 宇都宮市内、僕の家から歩いて5分程度のカフェでのランチでした。
 参加者の1人の都合で、午後1時半からだった事もあり、
 その後、少し離れた別の喫茶店に行って話をしていた事もあったので、
 帰りが遅くなったため、面倒になって日記を休んでしまいました。

 昨日の夜、芥川賞と直木賞の発表がありました。
 直木賞は、ご承知の通り門井慶喜さんの「銀河鉄道の父」に決まりました。
 門井さんは、群馬県の桐生市で生まれたようですが、その後宇都宮市に移り、
 高校も宇都宮東高校を卒業しています。
 その後同志社大学に進み、
 卒業後は宇都宮市にある帝京大学理工学部の職員を勤めながら
 執筆活動をしていたそうで、現在は大阪府寝屋川市に住んでいるとの事です。

 栃木県出身の作家が直木賞を受賞するのは、
 1994年の中村彰彦さん以来24年ぶりとの事で、
 当然の事ながら、今朝の下野新聞は1面トップで伝えていました。
 宇都宮市内のご実家には、お母さんがお住まいのようで、
 下野新聞が、お母さんと妹さんの喜びの声を伝えていました。

 門井さんは、2015、2016年に続く候補3回目で受賞になりました。
 「銀河鉄道の父」は、宮沢賢治の生涯を父政次郎の視点で追った長編小説との事です。

 宮沢賢治は、盛岡高等農林学校を卒業していますが、
 その時の同窓生に、栃木県の旧氏家町(現さくら市)出身の小菅健吉がいます。
 小菅は宮沢達と一緒に文芸同人誌「アザリア」を創刊し、主筆を勤めていました。
 小菅は高等農林を卒業後、アメリカに留学していますが、
 宮沢が友人に宛てた手紙の中に、
 「アメリカへ行かうのと考へるとは不見識の骨頂。」と
 父親から言われたと書いていますので、
 宮沢が留学の希望があったのに、父親に止められた事があったのかも知れません。
 「銀河鉄道の父」では、その辺がどのように描かれているのかも気になります。
 いずれ読んでみたいと思います。

 門井さんが卒業した宇都宮東高校は長男の母校でもあります。
 昨夜は、早速その旨を長男にラインで送りましたが、彼も喜んでいました。

コメント
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