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毎日の暮らしの中にある大好きなもの、こと、出合(会)いなどについての気まま日記

猫のあしあと

2008-10-11 15:49:01 | 読書
「猫にかまけて」の第二弾。

図書館にあった雑誌に、町田さんの近況が出ていた。
おっ!スタンダードプードルも加わり、猫・犬な所帯になっているではありませんか。
しかも、「猫のあしあと」って本が出ていたのでした。

ある日、亡くなったヘッケに似た兄弟を見かけ、保護してやりたいと思ったことがことの始まりだ。
でも、猫ボランティアから次々と持ち込まれる猫たちは・・・!
「そやから白い子猫や、ちゅうとるやろ、ど阿呆」
と思いながらも、保護する作者は本当に優しい。
爪とぎをして壁紙がヘロヘロ、絨毯がぼろぼろになっても我慢(?)できるのってえらい。
と書きながら、そうそう、我が家の犬もやってくれていました。
いつのまにやらイスの足に歯型・・・階段もかじられています。
鳥だって負けじとかじる・・・
でも好きだから、家族だから。
相変わらずこっけいで、おもしろく、そして哀しい。

猫は焼却処分する自治体があることをこの作品で知りました。
あとがきに
犬や猫やその他の動物を飼うのが流行のようになっている。
彼らの命を預かるからには、健康で幸福な生涯をまっとうするために、何が出来るかをまず考えるべきであると思う、とあった。

県内で昨年殺処分された犬1694頭、猫5929頭。

「猫のあしあと」 町田 康






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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
同感 (katarohina)
2008-10-12 20:40:50
僕らが彼らの役に立つ。これが動物を飼う人のスタンスだと思います。勿論、できる範囲ですけど。この加減が難しいのですが。誰かの役に立つっていいことだと思います。
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生きている (yukiusagi)
2008-10-15 16:51:31
僕らはみんな生きている。
そんな当たり前なことが、分からない人達が増えているんでしょうか
勝手な理由で捨てられる動物の気持ちを自分に置き換えてみれば、どんなにひどいことかよーく分かるはずなのに。

「私はあなたのおかげです」だったかな、そんなコピーがありましたね。

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