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毎日の暮らしの中にある大好きなもの、こと、出合(会)いなどについての気まま日記

go to

2020-12-05 14:58:35 | 読書

今、コロナウイルスの流行が、僕らの時代最大の公衆衛生上の緊急事態となりつつある。2月29日、こんな書き出しから始まるエッセイ、パオロ・ジョルダーノ「コロナの時代の僕ら」を今読むのは、感覚的にずれがあるのかもしれないと思っていた。
でも、世界を、日本を第三波が襲っている今、ずれているのは相も変わらない日本政府だった。

go to トラベルで出た感染者は少ないとどう言い繕うと、このキャンペーンが始まってから日本中に拡散しているのは誰の目にも明らか。
一か月近く0の状態が続いていた高知でも、15、16と二日連続最多となっています。
こんな中でも政府は批判を受けたアベノマスクにも懲りず、国民の税金を使いトラブルキャンペーンを延長したいんだとか。
よっぽどうまみがあるんだろうね。
世界から不思議がられても、とにかくオリンピック開催、次期選挙資金集め、ですか。

僕たちが属しているのが人類という共同体だけではないことについて、そして自分たちが、ひとつの壊れやすくも見事な生態系における、もっとも侵略的な種であることに。

僕は忘れたくない。今回のパンデミックのそもそもの原因が秘密の軍事実験ではなく、自然と環境に対する人間の危うい接し方、森林破壊、僕らの軽率な消費行動にあることを。

コロナの後、元どうりに戻ってほしくないもの。考えよう。


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