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■金城学院大学の林智樹先生から『手話通訳を学ぶ人の「手話通訳学」入門』(クリエイツかもがわ)を御恵投いただいた。林智樹(著)一般社団法人日本手話通訳士協会(監修)となっている。同協会の小椋英子会長の監修のことばによれば、本書は手話通訳を学ぶための入門書であると同時に、手話通訳を学問研究の対象として位置づけ、「手話通訳学」として掘り下げる専門書でもある。林先生の40余年にわたる手話通訳研究の成果と課題を体系的かつ簡潔に整理したもので、実務者にとっては知識の再確認と実践検証のために、手話通訳を学ぶ人にとっては手話通訳がどういうものであるかを体系的に学ぶことができる。「思想・基本理念・概念」、「手話通訳論」、「手話通訳者の業務」、「手話通訳者の教育・養成」、「手話通訳制度と手話通訳の実際」、「手話通訳運動」の全6章からなり、各章は細かい項目に分かれて読みやすくなっている。巻末には参考文献と索引がある。
音声通訳も手話通訳も、それぞれ課題を抱えているが、そのいずれにも社会的にしか解決できない課題と理論的に解決するしかない課題がある。しかし、理論的研究が社会的課題の解決に資することはありうると思う。その意味で、日本初の手話通訳学の本が出たことを喜びたい。
音声通訳も手話通訳も、それぞれ課題を抱えているが、そのいずれにも社会的にしか解決できない課題と理論的に解決するしかない課題がある。しかし、理論的研究が社会的課題の解決に資することはありうると思う。その意味で、日本初の手話通訳学の本が出たことを喜びたい。
この本を興味があります 買って読もうとおもっています リレー通訳をやってみたい。
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