MITIS 水野通訳翻訳研究所ブログ

Mizuno Institute for Interpreting and Translation Studies

お知らせ

来月からこのサイトをMITIS(水野通訳翻訳研究所)ブログに変更します。研究所の活動内容は、研究会開催、公開講演会等の開催、出版活動(年報やOccasional Papers等)を予定しています。研究所のウェブサイトは別になります。詳しくは徐々にお知らせしていきます。

『同時通訳の理論:認知的制約と訳出方略』(朝日出版社)。詳しくはこちらをごらん下さい。

『日本の翻訳論』(法政大学出版局)。詳しくはこちらをごらん下さい。

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学研マシンブックの思い出

2015年12月27日 | 

中学生の時、学研の「マシンブック」というワークブックで英語を勉強したことがあった。今にして思えば大変効率的に勉強できる参考書で、全10冊をすぐに終えた覚えがある。気になって調べてみたがあまり資料はないようだ。この種のものは図書館もほとんど所蔵しない(日本で数館)。正確には、学習研究社・学習活動研究室著(c1962-c1963)『中学英語 高能率プログラム学習(学研マシンブックス)全10冊』(学習研究社)という。ある教育工学のサイトでは取り上げられている。当時プログラム学習というのが流行ったのであろう。書影はどこにも見当たらなかったが、唯一、高野悦子『二十歳の原点』を扱っているサイトに載っていた。


『会議英語の常識』

2015年12月09日 | 

気になっていた本を入手したので紹介。
金山宣夫(小川芳男・序)(1964)『会議英語の常識:商談から国際会議まで』(原書房)
通訳に関する記述もあるが特筆すべきことは書いていない。目次は 1.対談の要領 2.商談の実際 3.会議の意味と背景 4.効果的英語への着眼点 5.会議における人間関係 6.会議の実地的練習 7.国際会議の舞台と舞台裏 8.国際会議の文書作法 9.会議通訳の問題 10.会議洋語の解説、となっている。大杉邦三(1980)『会議英語』(大修館書店)が英語表現中心だったのに対し、内容的には幅広い。