お知らせ
■来月からこのサイトをMITIS(水野通訳翻訳研究所)ブログに変更します。研究所の活動内容は、研究会開催、公開講演会等の開催、出版活動(年報やOccasional Papers等)を予定しています。研究所のウェブサイトは別になります。詳しくは徐々にお知らせしていきます。
■『同時通訳の理論:認知的制約と訳出方略』(朝日出版社)。詳しくはこちらをごらん下さい。
■『日本の翻訳論』(法政大学出版局)。詳しくはこちらをごらん下さい。
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Facebookはこちらです。
■来月からこのサイトをMITIS(水野通訳翻訳研究所)ブログに変更します。研究所の活動内容は、研究会開催、公開講演会等の開催、出版活動(年報やOccasional Papers等)を予定しています。研究所のウェブサイトは別になります。詳しくは徐々にお知らせしていきます。
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■11月にカリフォルニアのMonterey Institute of International Studiesで以下のような通訳翻訳に関する国際会議が開催されます。とりあえず第一報です。ゲストスピーカーはDaniel GileとAnthony Pym。10月31日から11月3日まで、サンフランシスコでATA(全米翻訳者協会)の会議があるので、ちょうどいいのではないでしょうか。
Forum: Methods in Translator, Interpreter and Localizer Training
(Organized by the Graduate School of Translation and Interpretation, Monterey Institute of International Studies )
Date: November 5-6, 2007 (after the ATA Conference in San Francisco)
Place: Monterey Institute of International Studies, Monterey, California
Invited Speakers:
Daniel Gile, Universite Lumiere Lyon 2
Anthony Pym, Universitat Rovira i Virgili
This is a forum to discuss concepts, models and methods for translator, interpreter and localizer training. There will be a session on technology used in instruction inside and outside the classroom setting as well. Details to be announced later.
この件については詳細情報が入り次第お知らせします。
■日本ワーキングメモリ学会が日本学術会議の「脳と意識」分科会で「社会脳」の講演会を学会共催で開催する。概要は下記の通りです。
日本学術会議「脳と意識」分科会主催 第1回シンポジウム
・日時:2007年6月2日(土曜)3時―5時
・場所:東京大学(本郷)山上会館
・一般来聴歓迎・参加無料
共催:日本ワーキングメモリ学会
テーマ:「ソシアル・ブレイン(社会脳)」
3:00 はじめに 苧阪直行(京都大学大学院文学研究科)
「社会脳とは何かー新しい意識へのアプローチー」
3:30 坂井克之(東京大学大学院医学系研究科)
「わたしの意思と脳の意思」
4:30 討論
TEL:03-3812-2111
住所:東京都文京区本郷7丁目3-1東大構内三四郎池上
アクセス:地下鉄丸の内線・都営大江戸線「本郷三丁目」下車徒歩約15分
キャンパスマップはこちら(山上会館)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_02_j.html
■千石英世に「翻訳のアポロジー:連用形の不安」(八木敏雄編『アメリカ!幻想と現実』(研究社)所収)という翻訳論がある。中味はアレだが、その文体が適度に壊れていて面白い。こういうのはわりと好きです。
「このたび私はアメリカ小説の古典とされる『白鯨』を翻訳する機会があったのだが、翻訳作業そのものは、経験の浅い私などには、時間との戦い以外ではなかった。その結果は、今はもはや「光彩燦然」でも「見じめ」でもどちらでもかまわないが全然、しかし、無意識的に行った自身の作業をあらためて大きな文脈において見なおすなら、そのための文献は無数にあるある。ここまでに引用し、言及した文献を『白鯨』翻訳に際しあらかじめ読んでいたわけではなく、純粋言語などということを思ったこともむろんありません。だが、翻訳を終えて、いま時間を振り返れば、もとの自分の文体が壊れてしまっているような、つまり私は以前はどんな文章を書いていたのだっただろうかという不安な感じがするのをいま否むことが出来ぬのでした。」
いや、もしかしてわざとなのかな?
■こういうのが出たので一応買いました。
広田紀子(2007)『翻訳論:言葉は国境を越える』(上智大学出版)
■しばらくさぼってしまいましたが、そろそろ再開します。まず翻訳・通訳研究の新刊紹介を少し。
Anderman, G. (ed.) (2007) Voices in Translation: Bridging Cultural Divides
Anderman, G. and Rogers, M. (eds.) (2007) Incorporating Corpora: The Linguist and the Translator
Lathey, G. (ed.) (2007) The Translation of Children's Literature: A Reader
Cao, D. (2007) Translating Law
Kelly, N. (2007) Telephone Interpreting: A Comprehensive Guide to the Profession
Kuhiwczak, P. and Littau, K. (eds.) (2007) A Companion to Translation Studies
すべてMultilingual Mattersの新刊と近刊。このうち、最後のA Companion to TSは、多様な側面をもつ翻訳研究分野を何とか俯瞰するためのマップを提供することをねらい、エンサイクロペディアよりは内容が充実しており、入門書よりはより複雑な内容を盛り込んだ批判的概説というところである。文化、哲学、言語学、歴史、文学、ジェンダー、劇とオペラ、映画、詩を取りあげている。言語学だけ読んだが、まあいいんじゃないでしょうか。
■例会は無事終了しました。今回は柳父章先生や三ツ木先生にも始めてお会いできました。三浦さんとはずいぶん久しぶりでしたが意気軒昂の様子で何よりでした。近日中にJAIS What's NEWに報告をアップします。