MITIS 水野通訳翻訳研究所ブログ

Mizuno Institute for Interpreting and Translation Studies

お知らせ

来月からこのサイトをMITIS(水野通訳翻訳研究所)ブログに変更します。研究所の活動内容は、研究会開催、公開講演会等の開催、出版活動(年報やOccasional Papers等)を予定しています。研究所のウェブサイトは別になります。詳しくは徐々にお知らせしていきます。

『同時通訳の理論:認知的制約と訳出方略』(朝日出版社)。詳しくはこちらをごらん下さい。

『日本の翻訳論』(法政大学出版局)。詳しくはこちらをごらん下さい。

Facebookはこちらです。

秋期入試1日目

2006年10月14日 | 大学院

午前中、大東の大学院で2コマ授業のあと巣鴨経由で池袋へ移動。(巣鴨は4の日なので人出が多かった。)午後から社会人受験者の口頭試問。明日は一般受験者の面接だ。
毎年、後期はこんなに忙しかったろうか。片づけないといけない査読が3件、2週間後に講演会通訳1件、「異文化コミュニケーション研究」の授業での発表担当が1件、22日は学会の例会。それ以外の授業に加えて修士論文指導が佳境に入るだろう。しかしまあ、今月を乗り切れば、大学祭で一週間の休みになる。


イベント3つ

2006年10月10日 | 通訳研究

まず日本通訳学会第20回例会が10月22日(日)午後1時から5時30分まで、青山学院大学(青山キャンパス)14号館第19会議室で行われます。2部構成です。

[第一部] 英語音声の姿-英語学習者のための音声学
[発表者]:松坂ヒロシ(早稲田大学 教育学部 英語英文学科 教授)

[第2部] 外交舞台における通訳-総理大臣通訳者の実際
[発表者] 宮本新吾(外務省 総合外交政策局 安全保障政策課 課長補佐)

詳しい情報はこちらから。

立教大学異文化コミュニケーション研究科の連続公開講演会の第7回が10月30日(月)6時から行われます。内容は以下の通り。詳しい情報はこちら

「パーソナル・リーダーシップ ─クリエイティブに文化を超える!─」
(英題 「Personal Leadership - Making a World of Difference -」)
日時 2006年10月30日(月)18:00~20:00
講師 シーラ・ラムゼイ(Sheila Ramsey)

なぜか同時通訳をやることになっている。

12月2日には横浜で「医療通訳国際シンポジウム」があります。
・テーマ「医療通訳トレーニングの現状と今後の方向」
・日時 12月2日(土)10時30分~18時
     (交流会18時30分~19時30分)
・場所 ハウスクエア横浜(横浜市営地下鉄中川駅徒歩2分)
カナダ、アメリカ、オーストラリア、ブラジルのパネリストが参加する模様。
詳しくはこちら


國弘先生講演会その4

2006年10月07日 | 通訳研究

懇親会にも30人以上が参加した。ここでの挨拶では同年齢で現在闘病中の村松増美さんに触れたところで言葉を詰まらせる。その後、研究科より喜寿のお祝いを贈呈。
小松先生の音頭で乾杯となる。小松先生の挨拶では、國弘先生がブースの中でペアの通訳者のために取るメモ取りが非常に上手だったことが紹介された。また小松夫人より記念品の贈呈もあった。
風が強い日だったが、夕方にはおさまり、いい講演会であった。


國弘先生講演会その3

2006年10月07日 | 通訳研究
講演に入る。「通訳、翻訳、そして外交」という三題噺。いきなり鳥飼先生を婆さん扱いしてから、蒲田から池袋まで通った小学生時代の回想に入り、アポロの同時通訳の話へ進む。が、そこから話はあらぬ方向へ逸れていき、どうなることかと思っていると自ら突っ込みを入れて元に戻る。大爆笑を何度もとりつつ最後の外交の話題へ。ここではポツダム宣言に対するいわゆる「黙殺」の訳と大正時代の対日移民制限法の訳の話が中心になり、あまり(心配していたような)政治向きの話はなかった。もちろん現内閣の評価は聞けたが。
 出だしは声が小さくてちょっと不安になったが、そのうちに例の大音声を張り上げての熱演となる。まだまだお元気だ。(写真が暗くて申し訳ない。)

BC級戦犯の悲劇

2006年10月05日 | 
松浦義教『ラバウル戦犯弁護人:報復裁判に立ち向かった日本人』(光人社NF文庫)
『真相を訴える』という題で出ていた本の文庫版。当然のことながら通訳者と弁護人が存在したはず。誰がやったかというと、日本兵で英語ができ、法律知識のある人間である。法廷通訳の場面はほとんど出てこない。日本に帰ることもできるのに使命感と責任感から残る者、責任者だったはずなのにさっさと帰ってしまう者。裁判とも言えない裁判の判決を受け入れて死んでいく者。

AILA 2008

2006年10月04日 | 通訳研究
AILA 2008(国際応用言語学会第15回世界大会)のお知らせが来ています。2008年の8月24日から29日、ドイツのデュースブルク、エッセン大学で開催されます。日本語の説明はこちら。いつものように通訳・翻訳のセクションもありますので、発表される方はお早めに。Call for Papersはこちら

講演会と例会

2006年10月03日 | 通訳研究

年次大会も終わったというのに忙しさはあまり変わりません。新しい査読依頼が入ったり、秋期入試の作業が加わったり。そういえば、今回は受験者が増えたそうです。

10月7日(今週の土曜日)の國弘先生の講演会(研究科主催、日本通訳学会共催)と10月22日の第20回例会のお知らせを、学会のサイトにようやくアップしました。発表者は松坂ヒロシ氏(早稲田大学 教育学部 英語英文学科 教授)と宮本新吾氏(外務省総合外交政策局安全保障政策課課長補佐)という豪華版。まだリンクをしなければなりませんが、それは明日。。