お知らせ
■来月からこのサイトをMITIS(水野通訳翻訳研究所)ブログに変更します。研究所の活動内容は、研究会開催、公開講演会等の開催、出版活動(年報やOccasional Papers等)を予定しています。研究所のウェブサイトは別になります。詳しくは徐々にお知らせしていきます。
■『同時通訳の理論:認知的制約と訳出方略』(朝日出版社)。詳しくはこちらをごらん下さい。
■『日本の翻訳論』(法政大学出版局)。詳しくはこちらをごらん下さい。
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■『独逸語譯觧副手簿』(明治三二年)を何だかわからないままに入手。どうやら陸軍士官学校の生徒がドイツ語を学んだ時のノートらしく、鉛筆で書かれている。内容は教材の読本を全訳しようとしたもので、当時の訳読法が分かる。たとえば冒頭に「序言」とあり、第一文は「自ラ私ガ1870カラ1871年ノ戦役ニ於テ見受ケシタ所ノコトヲ大言スル爲ニ私ガ此小冊子ヲ著述セナンダ.」となっている。おそらく「この小冊子を書いたのは私が1870年から1871年の戦争で自ら見聞したことを大言壮語するためではない。」という意味だろう。漢語の語彙の水準は比較的高い。文中のこの戦争とは普仏戦争のこと。なお、陸軍士官学校の外国語科目は、英語・フランス語・ドイツ語・ロシア語・中国語から一つを選択することになっていた。
■愛知県立大学通訳翻訳研究所から『ことばの世界』第9号(研究所年報第一号)を頂く。
愛知県立大学通訳翻訳研究所(Institute of Interpreting and Translation)は昨年4月に設立された機関で、「理論的基盤研究」と「実践的応用研究」の融合をめざしている。この第一号には「表象文化の翻訳-「蓮如上人旧跡絵図」を読み解く-」、「通訳基礎力のための新聞活用:学生が選ぶ「今週のニュース」」、「Translating to the Music: Problems and Possibilities in Song Lyric Translation」、「Les specificites de la localisation de jeux video: aspects techniques et traductologies」の4本の論文と実践報告などが収録されている。公立大学での貴重な試みであり、持続させてほしいと思う。
■『青山学院大学文学部紀要』58号(2016)に掲載された論文、Simultaneous Interpreting and Cognitive Constraints がレポジトリにアップロードされました(実際に刊行されたのは今年の3月)。『同時通訳の理論』(2015)の骨子を英文でまとめたものです。若干ですが新しい記述もあります。関心のある方はこちらからダウンロードできます。