MITIS 水野通訳翻訳研究所ブログ

Mizuno Institute for Interpreting and Translation Studies

お知らせ

来月からこのサイトをMITIS(水野通訳翻訳研究所)ブログに変更します。研究所の活動内容は、研究会開催、公開講演会等の開催、出版活動(年報やOccasional Papers等)を予定しています。研究所のウェブサイトは別になります。詳しくは徐々にお知らせしていきます。

『同時通訳の理論:認知的制約と訳出方略』(朝日出版社)。詳しくはこちらをごらん下さい。

『日本の翻訳論』(法政大学出版局)。詳しくはこちらをごらん下さい。

Facebookはこちらです。

Tennentさん、Venutiさん

2005年05月27日 | 大学院
今日は4時半から鳥飼さんの「通訳翻訳文化論」に出席。最近John Benjaminsから出版されたTraining for the New Millennium: Pedagogies for Translation and Interpretingの編者Martha Tennentさんがゲストで、Venutiさんも同席した。その後、土曜日の講演会の打合せを兼ねて鳥飼さん、Tennentさん、Venutiさん、鶴田さんと会食。Venutiさん本人からヒントを得てキーワードの訳語案をつめることができた。

日本コミュニケーション学会第35会年次大会

2005年05月26日 | 通訳研究
6月18日と19日に、関西外国語大学で日本コミュニケーション学会の年次大会があります。大会のテーマは「異文化メディエーションの今日的意義」。19日には船山さんをメインに、水野真木子さんが司会およびパネリストとして「コミュニケーョンにおける言語の功罪」というタイトルでシンポジウムを行います。船山さんの通訳論に関する講演をベースに、様々な立場からコミュニケーションについてディスカッションする予定です。詳しくは上記のサイトをごらん下さい。


FORUM最新号

2005年05月20日 | 通訳研究
Presses de la Sorbonne NouvelleとKSCI(韓国会議通訳者連盟)が出しているFORUM: International Journal of Interpretation and Translationの最新号(Vol. 3 No. 1)が届いた。KSCIのサイトには目次の紹介がないので、論文のタイトルだけ紹介する。なお投稿規定とスタイルシートは上のサイトを参照のこと。

Les caracteristiques du texte selon M. Bakhtine et selon les auteurs de la theorie interpretive de la traduction (Tatiana Bodrova-Gogenmos)
Reading for Translation: A non-part of "translation-specific processes"? (Cheong, Ho-Jeong)
Determining Language Proficiency Levels for Language Professionals: Issues and challenges for translators and interpreters in the United States (Christian Degueldre)
A la recherche d'un modele explicatif du sens en traduction (Antin Fougner Rydning)
Decision-Making Process in Translation: An empirical study (Lee, Hye-seung)
Translation Norms for Book Publishing in Kores (Lee, Sangwon)
Meeting Students' Expectations (Lim, Hyang-Ok)
The Teaching of Simultaneous Interpreting: The first 60 years (1929-1989) (Barbara Moser-Mercer)
Les idees et la traduction (Yan, Suwei)


Nelson Cowanの新論文

2005年05月19日 | 通訳研究
2003年の始めに筑波大学で記憶に関する国際シンポジウムがあったようで、これはその記録。

Izawa, C. and Ohta, N. (Eds.) (2005) Human Learning and Memory: Advances in Theory and Application (The 4th Tsukuba International Conference on Memory), Mahwah: LEA.

学習がメインのテーマらしく、ワーキングメモリの論文はNelson CowanのWorking-Memory Capacity Limits in a Theoretical Contextだけ。しかし、これは収穫だった。埋め込みモデルの新しい展開が読める。META Vol. 50 No. 2に書いた論文にはいろいろ不満もあるので、その後の知見も加味して今年中にもう一編書いておきたい。

META到着

2005年05月18日 | 通訳研究
METAのVol. 50 No. 1が到着。創刊50周年記念号はNo. 2だけかと思っていたが、No. 1もそうだった。No.3, No. 4もそうなるかも知れない。特集テーマはTeaching Translation throughout the World、世界の翻訳(通訳)教育。25編の論文を収録しており、うち英語論文は7編、残りはフランス語。Sergio ViaggioさんのThe Importance of the Metacommunicative Purposes of Communication, or Teaching Students to Listen and Speak Like Normal Human Beingsが面白そうだ。
特別研究(修士論文指導)やら講演会の通訳の準備やらで、すっかり更新がとどこおってしまった。終わったか、と思った方もいるかもしれませんが、まだ生きてます。

アーロ・ガスリー Venutiオープンレクチャー

2005年05月11日 | 雑想
まだ手に入るようなので注文してみた。Arlo GuthrieのHobo's Lullaby。レコードでは持っているのだが。1972年というと今から33年前のレコーディングか。唯一のヒットと言われるThe City of New Orleansは廃止される路線の列車の名前で、あるレビューには"Good morning, America, how are ya?" というコーラスがAM ラジオを通じて全米に流れたとある。

Lawrence Venutiが立教大学で行う公開講演会(5月27日)とワークショップ(28日)についてはすでにお知らせしましたが、5月25日にも東京工業大学大岡山キャンパスでオープン・レクチャー「多言語・多文化とともに生きる(第1回)Translation, Intertextuality, Interpretation」という講演会を行うようです。詳細はこちらを参照。

クイーンズランド大学の桑畑さんからの連絡です。クイーンズランド大学の通訳翻訳修士課程2006年度入学説明会 を以下の要領で開催します。
日時: 6月10日(金)19時~21時
場所: 東京・クイーンズランド州政府東京事務所
東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル北館1303 (JR有楽町駅下車)
※名古屋説明会6月14日(火)も開催 
参加お申込み、お問い合わせはクイーンズランド大学 Ms Jill Reidまで。
e-mail: j.reid@uq.edu.au