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外国人に正確な新型インフル情報を 美濃加茂で県が説明会

2009-11-24 14:08:16 | 多文化共生
(以下、中日新聞【岐阜】から転載)
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外国人に正確な新型インフル情報を 美濃加茂で県が説明会

2009年11月22日

通訳(右)を介して新型インフルエンザの説明を聞く外国人ら=美濃加茂市古井町で
写真

 県内に住む外国人に新型インフルエンザの情報が十分伝わっていない現状を踏まえ、県は20日夜、美濃加茂市古井町の可茂総合庁舎で説明会を開催。ブラジル人やフィリピン人、中国人ら約40人が参加した。

 県国際課によると、大垣市のブラジル人学校で学級閉鎖が発生するなど、外国人コミュニティーでもインフルエンザが流行。正確な知識を身につけてもらおうと企画した。

 説明会には各言語の通訳が加わり、中濃保健所の職員が、せきやくしゃみを腕やマスクで抑えるなどの予防知識やワクチンの優先接種について説明した。

 外国人からは「すぐに家族に広まるか」「日本語が分からない外国人が医者にかかるにはどうすればいいか」と不安がる質問が相次ぎ、「部屋を別にし触った所をアルコールでふいて」「言葉が分かる人と一緒に病院に行って」と応じていた。

 家族ら11人で生活している可児市のフィリピン人、マリ・グレイスさん(23)は「言葉が分からないと情報が入りづらい。3カ月の娘も1歳の弟もいるので、家族が心配で来たが、病気については分かった」と話していた。

 24日夜には、大垣市江崎町の西濃総合庁舎でも開かれる。

 (安藤恭子)

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