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外国人児童支援へ学校教育の多様化訴える座談会/横浜

2009-11-24 14:07:55 | 多文化共生
(以下、カナロコから転載)
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外国人児童支援へ学校教育の多様化訴える座談会/横浜
2009年11月22日

 日本のブラジル人学校の支援活動などに取り組んでいる東海大学国際学科准教授の小貫大輔さんを招いた座談会が22日、横浜市神奈川区のかながわ県民活動サポートセンターで開かれた。小貫さんは「日本の学校は私立も含め、学習指導要領にのっとり、教科書もカリキュラムもほとんど一緒」と指摘し、教育の多様化を呼び掛けた。

 学校への講師派遣などをしているボランティア団体「かながわ開発教育センター」(代表・山西優二早稲田大学教授)の主催で、約20人が参加した。

 小貫さんはブラジルでボランティアなど国際協力活動に携わった。ブラジル人女性と結婚。帰国した際、長女が日本の学校になじめなかったことなどを描いた著書も出版している。

 座談会では、経験談を織り交ぜ、日本の学校教育の問題点を指摘。「憲法や教育基本法では外国籍の子どもたちの教育について規定されていない」などと述べた。

 その上で、海外とも比較しながら、「日本の学校は全部政府が決めている。そもそも、いろいろな学校があっていいはず」と語り、教育を受ける権利とともに「教育を選ぶ権利」の重要性を訴えた。

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