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「自然や農業を活かした教育の可能性―人と人をつなぐ環境教育」

2012-07-23 13:20:35 | ダイバーシティ
(以下、EICネットから転載)
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南九州大学・環境教育センター主催 環境教育講演会「自然や農業を活かした教育の可能性―人と人をつなぐ環境教育」

環境教育センターでは、第4回環境教育講演会(通称:Mカフェ4)
「自然や農業を活かした教育の可能性 ~ 人と人をつなぐ環境教育 ~」
を2012年8月4日(土)に開催します。

 今回のMカフェでは、南九州大学OBの石川米男先生(北九州市立皿倉小学校/教頭)をお招きして、自然や農業の知識・技術を活かした教育実践や不登校療育キャンプなどを通して、個々と向き合うことで変わっていく子どもたち、そして教師の学びについて紹介していただきます。


内容:
13:30 - 13:40 はじめに
13:40 - 14:20「農業を活用した教育の現代的意義」神田 嘉延
14:20 - 14:30 ティータイム
14:30 - 15:00「子どもと土から学んだこと -個へ向かう意識- 」石川米男
15:00 - 15:30 お茶を飲みながら、みんなでディスカッション

日時:2012年 8月 4日 (土) 13:30~15:30 [13:00開場]

場所:南九州大学 都城キャンパス 学生交流会館
    宮崎県都城市立野町3764-1 電話:0986-21-2111(代)

入場無料(当日受付可、事前申込み優先)

講師紹介:

「子どもと土から学んだこと -個へ向かう意識-」
講 師:石川米男 (いしかわ よねお)
皿倉小学校教頭 / 南九州大学卒業生
 園芸学部造園学科昭和55年卒。造園会社に勤務後、教員免許を取得し北九州市立清水小学校へ奉職。市内の小学校を経て現職。教育歴29年。農と食を取り入れた授業を総合学習で実践。不登校療育キャンプ指導員として、20年以上不登校児童と向き合う。

「農業を活用した教育の現代的意義」
講 師:神田 嘉延(かんだ よしのぶ)  
南九州大学教授 / 東京都出身 博士(教育学)
 専門は地域と学校、僻地教育。具体的な環境問題を克服する過程を通して、教育という観点から、国内外の農村における循環型地域社会の再形成を目指す。そのための人づくりや学校教育の課題を探る。ベトナム農村に学校を設立し、理論を具現化している。

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 いま、教育現場での環境教育の実現がことさら強く求められています。環境教育と聞くと、自然環境やその保全の学習ばかりに目がいきがちですが、人間を含めた環境、つまり地域や社会を持続可能なものに変えていく力の育成が環境教育の大きな目的です。自然や農業を活かした教育を通して、物事を断片的な知識でなく、個々のつながりとして捉え、考え行動する力を育む。それは、子どもの主体的な学びや確かな学力の育成、そのものと言えます。

 今回のMカフェでは、第一部で本学教授神田嘉延が、日本の教育政策の動向と現状を踏まえ、環境教育の現代的意義についてお話します。第二部では、皿倉小の石川先生(本学OB)から、29年間の教員生活を振り返り、自然や農業の知識・技術を活かした教育実践や不登校療育キャンプなどを通して、個々と向き合うことで変わっていく子どもたち、そして教師の学びについて紹介していただきます。

 土曜日の午後、お茶でも飲みながら、ゆったりとした気分で講師の話を聞き、教育についてみんなで考える、そんな講演会です。どうぞ、お気軽にお出かけ下さい。

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