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発達障害の小中生61万4千人

2012-12-14 15:14:00 | ダイバーシティ
(以下、毎日新聞から転載)
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ニュース交差点:教育 発達障害の小中生61万4千人

毎日小学生新聞 2012年12月07日

 公立校(こうりつこう)の普通学級(ふつうがっきゅう)に通(かよ)う小中学生(しょうちゅうがくせい)の6・5%に発達障害(はったつしょうがい)の可能性(かのうせい)があることが5日(いつか)、文部科学省(もんぶかがくしょう)(国(くに)の役所(やくしょ))の調査(ちょうさ)で分(わ)かりました。40人学級(にんがっきゅう)で1クラスに2~3人(にん)が「読(よ)む・書(か)く」が苦手(にがて)、授業(じゅぎょう)に集中(しゅうちゅう)できないなどの課題(かだい)を抱(かか)えていることになります。

 学習面(がくしゅうめん)で著(いちじる)しい困難(こんなん)がある小中生(しょうちゅうせい)は4・5%、ADHDが3・1%、高機能自閉症(こうきのうじへいしょう)は1・1%。一部(いちぶ)はこれらの障害(しょうがい)が重複(ちょうふく)していました。

 調査対象地域(ちょうさたいしょうちいき)の44都道府県(とどうふけん)(岩手(いわて)、宮城(みやぎ)、福島(ふくしま)の3県(けん)を除(のぞ)く)を基(もと)に推計(すいけい)すると約(やく)61万(まん)4000人(にん)になります。このうち約(やく)4割(わり)は特(とく)に支援(しえん)を受(う)けておらず、専門家(せんもんか)は「教員(きょういん)の増員(ぞういん)などの手当(てあ)てが必要(ひつよう)」と話(はな)しています。

 発達障害(はったつしょうがい)とみられる子(こ)どもを学年別(がくねんべつ)にみると、小学(しょうがく)1年(ねん)が最(もっと)も多(おお)く9・8%。成長(せいちょう)すると障害(しょうがい)が改善(かいぜん)され、小学(しょうがく)4年(ねん)7・8%▽中学(ちゅうがく)1年(ねん)4・8%▽中学(ちゅうがく)3年(ねん)3・2%でした。

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