(以下、信濃毎日新聞から転載)
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災害起きたら…外国人への支援どうする 上田で研修会
03月18日(月)
菊池さん(中央)を交えて災害時の外国人支援について考えた参加者
上田市内の国際交流団体などでつくり、外国籍市民を支援している市多文化共生推進協会(AMU)は17日、「防災のあり方研修会」を同市材木町の市民プラザ・ゆうで開き、災害時に外国人をどう支えるかを考えた。仙台国際交流協会(仙台市)の菊池哲佳(あきよし)さん(38)が、東日本大震災で被災した直後の外国人への対応について講演。参加した同推進協会会員14人は、災害に備えてどんな取り組みができるかを話し合った。
同交流協会は震災発生から約50日間、被災地で「災害多言語支援センター」を運営。被害状況や支援制度の受け方などの情報を英語・中国語・韓国語の三つと、簡単な表現の日本語に直し、避難所での掲示やラジオ、インターネットで知らせた。菊池さんは「留学生が翻訳作業を手伝ってくれて助かった。支援する側に回ることが可能な外国人もいる」と話した。
4グループに分かれて話し合い、「災害時にどんな情報が必要か、日頃から外国籍市民の意見を聞く場を設けたい」などの意見が出た。
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災害起きたら…外国人への支援どうする 上田で研修会
03月18日(月)
菊池さん(中央)を交えて災害時の外国人支援について考えた参加者
上田市内の国際交流団体などでつくり、外国籍市民を支援している市多文化共生推進協会(AMU)は17日、「防災のあり方研修会」を同市材木町の市民プラザ・ゆうで開き、災害時に外国人をどう支えるかを考えた。仙台国際交流協会(仙台市)の菊池哲佳(あきよし)さん(38)が、東日本大震災で被災した直後の外国人への対応について講演。参加した同推進協会会員14人は、災害に備えてどんな取り組みができるかを話し合った。
同交流協会は震災発生から約50日間、被災地で「災害多言語支援センター」を運営。被害状況や支援制度の受け方などの情報を英語・中国語・韓国語の三つと、簡単な表現の日本語に直し、避難所での掲示やラジオ、インターネットで知らせた。菊池さんは「留学生が翻訳作業を手伝ってくれて助かった。支援する側に回ることが可能な外国人もいる」と話した。
4グループに分かれて話し合い、「災害時にどんな情報が必要か、日頃から外国籍市民の意見を聞く場を設けたい」などの意見が出た。