(以下、毎日新聞から転載)
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ファイル:看護師試験、難読字にふりがな
経済連携協定(EPA)に基づき、インドネシアとフィリピンの看護師候補者が受験する看護師国家試験について、漢字や難解な専門用語の見直しを進めていた厚生労働省の有識者検討チーム(座長、中山洋子・福島県立医科大看護学部教授)は24日、検討のとりまとめ結果を公表した。来年2月の次回試験の問題から適用される。厚労省看護課は「問題はかなり分かりやすくなるが、合格率は受験者の努力次第」と話し、低迷する合格率が浮上するかは未知数だ。
厚労省によると、専門用語以外の一般的な用語については、「平易な用語に置き換えても現場に混乱はない」として、言い換えたり難しい漢字にふりがなを振るなどして受験者の負担を軽減する。
例えば「症状を呈する」という表現は「症状がある」に言い換える。「脆弱(ぜいじゃく)」「惣菜(そうざい)」といった難しい漢字にはふりがなを振る。「便秘予防」などの複合語のうち、分解できるものは「便秘の予防」と間に「てにをは」を入れて分かりやすくする。
====以下、TBSNEWS===========================
看護師国家試験、外国人のため英語併記
看護師の国家試験を受験する外国人のため、厚生労働省の有識者会議は試験問題の病名に英語名を併記するなどの対策を決めました。
日本国内には、インドネシアやフィリピンとの経済連携協定によって、これまでに1000人を超える看護師・介護福祉士候補者が来日しています。しかし、今年の看護師試験で合格者が3人に留まるなど難しい日本語の理解が進まず、合格率が低下していました。
今回、決まった対策では、病名や外国人名などに限り日本語の下に英語名を併記することや、主語と述語をはっきりさせて文章の表現を分かりやすく言い換えることになりました。
ただ、「褥瘡(じょくそう)」などの専門用語はそのまま理解すべきとして、「床ずれ」などと一般的に使われる言葉に言い換えたり、振り仮名をふったりはしないということです。
この対策は、来年2月に実施される看護師国家試験から適用されます。(25日01:06)
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ファイル:看護師試験、難読字にふりがな
経済連携協定(EPA)に基づき、インドネシアとフィリピンの看護師候補者が受験する看護師国家試験について、漢字や難解な専門用語の見直しを進めていた厚生労働省の有識者検討チーム(座長、中山洋子・福島県立医科大看護学部教授)は24日、検討のとりまとめ結果を公表した。来年2月の次回試験の問題から適用される。厚労省看護課は「問題はかなり分かりやすくなるが、合格率は受験者の努力次第」と話し、低迷する合格率が浮上するかは未知数だ。
厚労省によると、専門用語以外の一般的な用語については、「平易な用語に置き換えても現場に混乱はない」として、言い換えたり難しい漢字にふりがなを振るなどして受験者の負担を軽減する。
例えば「症状を呈する」という表現は「症状がある」に言い換える。「脆弱(ぜいじゃく)」「惣菜(そうざい)」といった難しい漢字にはふりがなを振る。「便秘予防」などの複合語のうち、分解できるものは「便秘の予防」と間に「てにをは」を入れて分かりやすくする。
====以下、TBSNEWS===========================
看護師国家試験、外国人のため英語併記
看護師の国家試験を受験する外国人のため、厚生労働省の有識者会議は試験問題の病名に英語名を併記するなどの対策を決めました。
日本国内には、インドネシアやフィリピンとの経済連携協定によって、これまでに1000人を超える看護師・介護福祉士候補者が来日しています。しかし、今年の看護師試験で合格者が3人に留まるなど難しい日本語の理解が進まず、合格率が低下していました。
今回、決まった対策では、病名や外国人名などに限り日本語の下に英語名を併記することや、主語と述語をはっきりさせて文章の表現を分かりやすく言い換えることになりました。
ただ、「褥瘡(じょくそう)」などの専門用語はそのまま理解すべきとして、「床ずれ」などと一般的に使われる言葉に言い換えたり、振り仮名をふったりはしないということです。
この対策は、来年2月に実施される看護師国家試験から適用されます。(25日01:06)