多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

看護師試験、難読字にふりがな

2010-08-25 07:20:11 | 多文化共生
(以下、毎日新聞から転載)
=================================================
ファイル:看護師試験、難読字にふりがな

 経済連携協定(EPA)に基づき、インドネシアとフィリピンの看護師候補者が受験する看護師国家試験について、漢字や難解な専門用語の見直しを進めていた厚生労働省の有識者検討チーム(座長、中山洋子・福島県立医科大看護学部教授)は24日、検討のとりまとめ結果を公表した。来年2月の次回試験の問題から適用される。厚労省看護課は「問題はかなり分かりやすくなるが、合格率は受験者の努力次第」と話し、低迷する合格率が浮上するかは未知数だ。

 厚労省によると、専門用語以外の一般的な用語については、「平易な用語に置き換えても現場に混乱はない」として、言い換えたり難しい漢字にふりがなを振るなどして受験者の負担を軽減する。

 例えば「症状を呈する」という表現は「症状がある」に言い換える。「脆弱(ぜいじゃく)」「惣菜(そうざい)」といった難しい漢字にはふりがなを振る。「便秘予防」などの複合語のうち、分解できるものは「便秘の予防」と間に「てにをは」を入れて分かりやすくする。

====以下、TBSNEWS===========================
看護師国家試験、外国人のため英語併記

 看護師の国家試験を受験する外国人のため、厚生労働省の有識者会議は試験問題の病名に英語名を併記するなどの対策を決めました。

 日本国内には、インドネシアやフィリピンとの経済連携協定によって、これまでに1000人を超える看護師・介護福祉士候補者が来日しています。しかし、今年の看護師試験で合格者が3人に留まるなど難しい日本語の理解が進まず、合格率が低下していました。

 今回、決まった対策では、病名や外国人名などに限り日本語の下に英語名を併記することや、主語と述語をはっきりさせて文章の表現を分かりやすく言い換えることになりました。

 ただ、「褥瘡(じょくそう)」などの専門用語はそのまま理解すべきとして、「床ずれ」などと一般的に使われる言葉に言い換えたり、振り仮名をふったりはしないということです。

 この対策は、来年2月に実施される看護師国家試験から適用されます。(25日01:06)

外国人専門家にも社会保険、優秀人材の誘致環境整備―天津市

2010-08-25 07:19:35 | 多文化共生
(以下、Recordchinaから転載)
=================================================
外国人専門家にも社会保険、優秀人材の誘致環境整備―天津市

2010 年8月24日までに、天津市人力資源社会保障局は、外国人専門家を社会保険加入対象に組み入れると発表した。「外国専門家証」を保有していれば、企業従業員、自営業に関わらず養老金(年金)、医療保険、労働保険、失業保険、育児保険などの各種社会保険の加入が認められる。地元メディアが伝えた。

これまでに約100人が社会保険の加入を申請。優秀人材を取り込む環境が一層整備されたようだ。(翻訳・編集/東亜通信)
2010-08-25 05:56:11 配信

トヨタ相談役の危惧:人間の国際化しないと日本ダメになる

2010-08-25 07:18:57 | 多文化共生
(以下、JCASTニュースから転載)
=================================================
長谷川洋三の産業ウォッチ
トヨタ相談役の危惧:人間の国際化しないと日本ダメになる
2010/8/24 11:24

「人間の国際化をしない限り日本の将来はおかしくなる。第二の大和民族を作ってもよいから、若い外国人に日本にもっと来てもらい、少子化を食い止めることに取り組むべきだ」

中東協力センターの奥田碩(トヨタ自動車相談役)は2010年8月10日、アブダビ首長国連邦(UAE)のアブダビ首長国のホテルで開いた第35回中東協力現地会議の閉幕にあたってこう発言し、日本の将来に警鐘を鳴らした。

同会議では「中東のダイナミズムをいかに日本の成長に取り組むべきか」をテーマにもっぱら日本企業のビジネスチャンス獲得の在り方をめぐって議論してきた。とりわけUAEを中心に韓国が原発受注をはじめ大型プロジェクトの4分の1を受注するなど国際競争が激化している情勢を踏まえ、官民一体型の新会社、国際原子力開発(仮称)の設立など、国際協力再構築に向けてのリーダーシップの発揮など、威勢の良い発言も相次いだ。

しかし元日本経団連会長として日本にもモノ申す立場の奥田会長としては外に向かって国際化するだけでなく、内側の国際化も必要だという意見だ。「日本には規制が多すぎる。どんな政権でも規制緩和に取り組むべきだ」とも付け加えた。

増える外国人110番 通報の同時通訳で対応強化 千葉県警

2010-08-25 07:18:28 | 多文化共生
(以下、産経新聞から転載)
=================================================
増える外国人110番 通報の同時通訳で対応強化 千葉県警
2010.8.24 22:01

 千葉県警通信指令課によると、外国人から県警に寄せられた110番通報が、10年前と比べて4倍以上に増えていることがわかった。中国人観光客の増加などが背景にあり、県警では日本語を話せない外国人による通報を想定した訓練を行うなど、対応に力を入れている。

 同課によると、平成21年に県警に寄せられた110番通報の件数は、42万9876件(いたずら電話など除く)。このうち外国人からの通報は1760件だった。多くは英語による通報で、次に中国語(525件)、フィリピン語(322件)、韓国語(256件)となっている。

 同11年の統計では、外国人からの通報は463件だったが、この10年前で徐々に増えていき、特に中国語での通報が目立ってきているという。同課では「成田空港の外国人利用者が増加したことなどが背景にある」と分析。また、今年7月から政府が中国人向けの個人観光ビザを緩和したことにより、今後は中国人観光客による通報がさらに増加するとも予想している。

 こうした外国人からの通報に迅速に対応するため、県警本部の通信指令センターなどでは、日本語を話せない外国人による通報を想定した訓練を実施するなど、態勢強化につとめている。

 訓練は、外国人観光客の多い東京ディズニーリゾート(TDR)近くのJR京葉線舞浜駅(浦安市舞浜)で、外国人がひったくりにあったという設定。被害者の国籍に合わせた同時通訳で被害の状況などを聞き出し、通信指令センターのモニターに現場を映し出すなど、実戦さながらの訓練が展開された。

 同課の永田達巳指導官は、「同時通訳によって言葉の壁を乗り越え、外国人にも頼りにされる『110番』を目指したい」と意気込みを語る。県警は今後も訓練を行いながら、外国人に110番の利用方法の周知を図るという。

言葉の壁超え「いざというときの力に」、いちょう団地で外国人中心の防災組織発足

2010-08-25 07:17:45 | 多文化共生
(以下、カナロコから転載)
=================================================
言葉の壁超え「いざというときの力に」、いちょう団地で外国人中心の防災組織発足/横浜
2010年8月24日

人形に心臓マッサージをする「TRYangels」のメンバーと早川さん(中央)=横浜市泉区
 横浜市泉区上飯田町の県営いちょう団地で、外国人住民を中心とした防災ボランティアグループ「TRYangels」が発足した。泉消防署と協力し、同団地に多い外国人居住者に応急手当てや救助資機材の使い方を伝受するとともに、多言語による災害情報の発信も目指す。

 同団地では、住民約5千人の3割弱を中国やベトナム、カンボジア、ラオスなどの外国人が占めており、言葉の壁が災害時の情報伝達などの支障となる不安が大きいという。

 こうした課題の解決を目指し、日本語が得意な外国人住民や外国人の生活支援を行っているボランティアの有志が2006年から、「外国人防災リーダー」として活動。徐々にメンバーを増やしてきたが、取り組みをさらに充実させ、地域防災力を高めようと、今月22日に「TRYangels」を結成した。新たに 16人が加わり、担い手は12~40歳の計34人となった。

 日本人居住者の高齢化が進んでいるため、若者を地域活動に引き込むことで、団地の活性化につなげる狙いもあるという。

 泉消防も引き続き活動を後押ししていく考えで、発足式ではメンバー全員にエンブレムの入った帽子と認定証を贈呈した。

 「TRYangels」メンバーでベトナム国籍のホアン・ハーさん(24)は「住民の防災への関心は少しずつ高まっている。いざというときに力になりたい」と意気込んでいる。