多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

市長と外国人児童が交流

2009-10-05 09:50:16 | 多文化共生
(以下、東日新聞から転載)
========================================
市長と外国人児童が交流

東日新聞
ゲームを楽しむ佐原市長と児童ら(少年自然の家)
 豊橋市内の小学校や近隣のブラジル人学校に通う外国人児童と市長が交流する「市長と外国人児童の交流会」は4日、同市伊古部町の少年自然の家で開かれた。ゲームを楽しみ、ランチミーティングで児童らは学校生活などを市長と話したほか、「10年後の私と豊橋」をテーマにした作文をタイムカプセルに入れた。

 12回目となる今回は、多米小の5年生9人、岩田小6年生10人、ブラジル人学校ノヴァ・エラの8人の児童とその家族計約100人が参加。佐原光一市長、事業を受託しているABT豊橋ブラジル協会豊橋田中・アルシデス・ヒデオ会長らが風船落としのゲームを楽しみ、ランチを楽しんだ。

 佐原市長はそれぞれの児童に生まれや日本での学校生活について聞くなどした。佐原市長は「子どもたちが元気だ。だが、このような場に参加できないブラジルの方々もいるだろう。そのような事情を知ることも必要だ」と話した。

 子どもたちの作文はカプセルに納める前に発表され、市の多文化共生推進計画や第5次総合計画策定に向け参考とされる。

外交部国連課職員、15人中11人が女性(中)

2009-10-05 09:49:44 | 多文化共生
(以下、朝鮮日報から転載)
========================================
外交部国連課職員、15人中11人が女性(中)
女性外交官時代(1)変わる外交部

 外交部は、今年から女性外交官にもへき地勤務や宿直をさせている。女性外交官の数が少なかったころは、へき地勤務や宿直はしなくてもいいよう「配慮」していたが、職員数の構成上、今ではそうも言っていられない状況になった。

 現在、在外公館勤務中の女性外交官は89人で、このうち38人がコンゴ・タンザニア・ジンバブエといった最へき地を含め、職場環境が厳しい特殊地の公館に勤務している。

 女性外交官が増えたことで、外交部庁舎のムードも変わった。同じような暗い色の背広で、表情も硬い男性外交官だけが集まり、単調だった十数年前とは全く違う。中でも、国際機関局などがある12階は、「女性外交官の天下」と言ってもいいほど男性外交官の姿を見つけるのは難しい。外交部庁舎12階で勤務している女性たちは、トイレが手狭で別の階を利用しなければならないほどだそうだ。

 外交部内の女性外交官のうち、最もベテランであるペク・ジア国際機関協力官は3年前、マレーシア公館に赴任した。韓国大使館に長く務めていた現地の女性職員たちは「韓国の女性外交官は初めて見た」と驚いたそうだ。今年帰国すると、今度は久しぶりに会った韓国駐在の外交官らが「韓国外交部に女性課長が増えた」と喜んだという。外国人の目には、男性外交官ばかりの韓国外交部が不自然に見えたのだ。

 女性外交官の増加は、外交部の職場環境も一変させた。政策総括課のイ・ミョンリョル課長は「海外勤務を終え、数年ぶりに戻ってきたら、安いブタの焼き肉を食べながら焼酎で乾杯し、カラオケに行っていた以前の会食スタイルはなくなり、スパゲティを食べ映画を見に行く、というムードに変わっていて驚いた」と語った。

 女性外交官の方が、男性よりも自分の意見をより自由に述べるので、部内のコミュニケーションが活発になった、というのも以前とは違う点だ。イム・ジョホン企画調停室長は「女性外交官の方が活発でがむしゃら。個性も強く、自分の意見がはっきりしている。最近は、男性の方が従順に見える」と話す。

 外交部の全体的なムードも脱権威主義的でソフトになった。部下に激しい言葉を浴びせていた上司も言葉に気をつけるようになったし、軍隊のように一糸乱れぬよう行われていた儀礼的行事も、女性外交官に任せると自然なスタイルになったという。しかし、課長の中には「女性が半数を超える課の課長になるよう辞令を受けたが、これまで女性たちと本格的に仕事をした経験がなかったので当惑した」という人もいる。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

就寝時間が遅く、睡眠時間も少ない韓国の子供たち

2009-10-05 09:48:06 | 多文化共生
(以下、朝鮮日報から転載)
========================================
就寝時間が遅く、睡眠時間も少ない韓国の子供たち

スイスの小学生と1時間以上の差

「塾・共稼ぎ・光公害が原因」

 「さあ、子供たちはもう寝る時間ですよ」。会社員のチョ・ウソンさん(43)は、小学生だった1970年代、夜9時になるとテレビから聞こえてきたこの言葉を今も覚えている。約30年を経た今、チョさんの息子ヒョンジュン君(8)は、夜12時になってやっと目を閉じる。チョさんの小さいころに比べ、3時間も遅くベッドに入るというわけだ。

 韓国の子供たちが「夜行性」になってきている。夜10時でも大型スーパーには親子連れの買い物客が多く、11時過ぎにベビーカーを押し散歩するのを普通のことだと考えている親もいる。外国人にとっては見慣れない光景だ。NHKのソウル駐在員・木村氏は、「日本では日が暮れたら親が子供を連れて外出することはほとんどない。(夜遅く外出するのは)理解しがたい韓国の文化」と話す。

 今年初め、嶺南大学精神科のソ・ワンソク教授チームが、大邱市地域の小学生(満7-12歳)3506人を対象に、睡眠時間に関する調査を行い、海外5カ国と比較したところ、韓国の子供の睡眠時間は8時間40分と最も短かった。同じ年齢のスイスの子供は9時間58分、米国の子供(7-10歳)は9時間28分だった。学年別に見ると、就寝時間は1年生が午後10時9分、2年生は10時19分、3年生は10時23分と徐々に遅くなり、中学進学を控えた6 年生は10時59分だった。

 このように韓国の子供たちの睡眠時間が足りない最大の原因は塾通いだ。ソ教授は「調査対象の子供たちが塾で過ごす時間は1日平均2時間6分だった。塾で過ごす時間が長ければ長いほど、睡眠時間が短くなることが分かった」と説明した。ハンソル教育文化研究院長のチャン・ユギョン院長は、「韓国の親は『ここまで宿題をしてから寝なさい』などと言って、子供に睡眠よりも勉強が優先という考え方を無意識に植え付けている」と指摘した。共稼ぎの増加も影響している。38歳の「働くママ」は「家に帰ると午後8時。『昼間一緒にいてやれない』という申し訳なさもあって、一緒に遊んでいると、夜11時過ぎになってしまう」と話す。

 最近の研究は、物理的な環境にも目を向けている。明るすぎる照明やコンピューター、テレビなどによる「光公害」が睡眠の「敵」として注目されているのだ。ソウル睡眠センターのハン・ジンギュ院長は、「先進国では間接照明や黄色がかった電球のような色の照明で寝るのを勧めているが、韓国では蛍光灯や発光ダイオード(LED)照明のように、エネルギー効率がよく非常に明るい照明が多いため、子供はすぐに眠れない」と説明する。2カ月前にスウェーデンで研修してきた39歳の「働くママ」は、「黄色がかった照明の威力」を実感している。韓国では未明になってやっと寝付く2歳の娘が、夜9時になるとすぐに眠ってしまったからだ。この女性は「初めはリビングの照明が暗くてイライラしたが、子供を寝かせるのには効果があるようだ」と話している。外からも光がよく入るマンションに住む子供たちの方が、一戸建てなどに住む子供よりも遅い時間に寝るという統計もある。ソ教授の調査でも、マンション暮らしが多い韓国の子供の睡眠時間は6位、同じくマンション人口が多い香港の子供の睡眠時間は5位だった。

キム・ミリ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版