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外国人消防士が“卒業”訓練

2009-10-23 09:17:17 | 多文化共生
(以下、読売新聞【福岡】から転載)
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外国人消防士が“卒業”訓練
小倉北区
救助訓練を行う外国人消防士ら

 北九州市小倉北区東港の北九州市消防局訓練研修センターで22日、イランやミャンマーなどの外国人消防士7人(25~39歳)を対象に研修の総仕上げとなる総合訓練が行われた。

 研修は総務省消防庁と国際協力機構が実施しているもので、7人は3か月間にわたって同局で救助や消火などを学び、23日に研修を終える。

 訓練は、大地震でビル火災が発生し、ビル内に人が取り残されているとの想定で行い、同局消防隊員ら約20人も加わった。7人は消火活動を統括する大隊長や中隊長などの役を務め、はしご車やロープを使っての救助、放水などの場面で大声で指示を出していた。

 イランの消防学校で教官をしているアッバース・コシュローさん(38)は「日本と北九州市の皆さんに心から感謝したい。ここで学んだ素晴らしい消防技術を母国の仲間たちに伝えたい」と話していた。
(2009年10月23日 読売新聞)

政府・与党、「外国人参政権」で協議に着手 首相「近い将来の課題」

2009-10-23 09:16:42 | 多文化共生
(以下、産経新聞から転載)
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政府・与党、「外国人参政権」で協議に着手 首相「近い将来の課題」
2009.10.22 22:02

記者の質問に答える鳩山首相=22日夕、首相官邸記者の質問に答える鳩山首相=22日夕、首相官邸

 鳩山由紀夫首相は22日、首相官邸で記者団に対し、公明党が26日召集の臨時国会に提出する永住外国人地方参政権(選挙権)付与法案に関連して「(政府側は)法案準備ができあがっていない。臨時国会ではなかなか難しいが、近い将来の課題として、提出も視野に入れることはある。われわれも考えていく必要がある」と述べ、政府・与党内で、同法案作成をめぐる協議に着手する方針を示した。早ければ来年1月召集の次期通常国会への提出が念頭にあるとみられる。

 ただ、与党内では社民党が積極的だが、国民新党代表の亀井静香郵政改革・金融相は「在日外国人の比率が非常に高い地域がある」などと慎重論を唱えている。民主党内でも賛成派、慎重派がそれぞれ議員連盟を作って激しく対立してきた経緯があり、今後の調整は難航が必至だ。

 この問題は22日午後に開かれた政府・民主党首脳会議の初会合で取り上げられた。鳩山首相と民主党の小沢一郎幹事長、菅直人副総理・国家戦略担当相、平野博文官房長官、輿石東参院議員会長らが参加し、席上、山岡賢次国対委員長が、永住外国人参政権を巡る公明党の動きを引き合いに「わが党の対応も考えてほしい」と提起した。

 平野氏はその後の記者会見で「衆院の新人議員が140人いるので、これまでの党の検討の経緯を含め、党内でしっかり議論する場面は必要だ」と述べ、政府・与党内での論議が不可欠との考えを示した。