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外交部国連課職員、15人中11人が女性(中)

2009-10-05 09:49:44 | 多文化共生
(以下、朝鮮日報から転載)
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外交部国連課職員、15人中11人が女性(中)
女性外交官時代(1)変わる外交部

 外交部は、今年から女性外交官にもへき地勤務や宿直をさせている。女性外交官の数が少なかったころは、へき地勤務や宿直はしなくてもいいよう「配慮」していたが、職員数の構成上、今ではそうも言っていられない状況になった。

 現在、在外公館勤務中の女性外交官は89人で、このうち38人がコンゴ・タンザニア・ジンバブエといった最へき地を含め、職場環境が厳しい特殊地の公館に勤務している。

 女性外交官が増えたことで、外交部庁舎のムードも変わった。同じような暗い色の背広で、表情も硬い男性外交官だけが集まり、単調だった十数年前とは全く違う。中でも、国際機関局などがある12階は、「女性外交官の天下」と言ってもいいほど男性外交官の姿を見つけるのは難しい。外交部庁舎12階で勤務している女性たちは、トイレが手狭で別の階を利用しなければならないほどだそうだ。

 外交部内の女性外交官のうち、最もベテランであるペク・ジア国際機関協力官は3年前、マレーシア公館に赴任した。韓国大使館に長く務めていた現地の女性職員たちは「韓国の女性外交官は初めて見た」と驚いたそうだ。今年帰国すると、今度は久しぶりに会った韓国駐在の外交官らが「韓国外交部に女性課長が増えた」と喜んだという。外国人の目には、男性外交官ばかりの韓国外交部が不自然に見えたのだ。

 女性外交官の増加は、外交部の職場環境も一変させた。政策総括課のイ・ミョンリョル課長は「海外勤務を終え、数年ぶりに戻ってきたら、安いブタの焼き肉を食べながら焼酎で乾杯し、カラオケに行っていた以前の会食スタイルはなくなり、スパゲティを食べ映画を見に行く、というムードに変わっていて驚いた」と語った。

 女性外交官の方が、男性よりも自分の意見をより自由に述べるので、部内のコミュニケーションが活発になった、というのも以前とは違う点だ。イム・ジョホン企画調停室長は「女性外交官の方が活発でがむしゃら。個性も強く、自分の意見がはっきりしている。最近は、男性の方が従順に見える」と話す。

 外交部の全体的なムードも脱権威主義的でソフトになった。部下に激しい言葉を浴びせていた上司も言葉に気をつけるようになったし、軍隊のように一糸乱れぬよう行われていた儀礼的行事も、女性外交官に任せると自然なスタイルになったという。しかし、課長の中には「女性が半数を超える課の課長になるよう辞令を受けたが、これまで女性たちと本格的に仕事をした経験がなかったので当惑した」という人もいる。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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