多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

外国人が炊き出し、避難所生活

2008-10-21 11:44:15 | 多文化共生
(以下、山梨日日新聞から転載)
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2008年10月21日(火)
外国人が炊き出し、避難所生活
中央・田富南小で防災訓練
炊き出し訓練でみそ汁を作る参加者=中央・田富南小

 県国際交流協会などはこのほど、中央市の田富南小体育館で外国人を対象にした防災訓練を行った。ブラジル人や韓国人ら約70人が避難所生活を体験した。
 NPO法人災害・防災ボランティア未来会の山下博史代表の指導で炊き出しを行い、自分たちで作ったご飯やみそ汁を食べたり、新潟県中越沖地震の被災地の様子を伝える映像を見た。
 同協会が養成している通訳ボランティアも参加。掲示板に書かれた情報を翻訳したほか、外国人に「家族は何人いるか」「どの程度日本語を話せるか」など質問しながら、避難所生活に役立てる台帳を作った。
 市内には人口の約6%に当たる2000人以上の外国人が在住。被災経験がない上、災害時は言葉の問題から弱者になる可能性があるため、訓練を計画した。

大垣で市民40人 多文化共生学ぶ

2008-10-21 11:43:49 | 多文化共生
(以下、読売新聞から転載)
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大垣で市民40人 多文化共生学ぶ 

大垣市小野の市情報工房で、フォーラム「多様性に向き合う~外国籍住民から学ぶ男女共同参画」(県地域女性団体協議会など主催)が開かれ、外国籍の市民を含む約40人が多文化共生社会について学んだ。

 県男女共同参画推進サポーター協働事業の一環。人権擁護委員の河合雅子さんをコーディネーターに、韓国民団県本部副団長の董勝正さん、大垣市のブラジル人学校教諭の丸井合さん、岐阜フィリピン日本友好協会会長のエイリンダ村瀬さんの3人が、それぞれの経験を披露した。

 3グループに分かれた討議では、董さんらが「文化が違うから気にくわないということがある。理解してほしい」などと訴え、討議まとめでは「日本国籍がないと選挙権がない」「地域でのコミュニケーションが取れない」などの悩みも報告された。

 河合さんは「共生社会はいや応なしに来る。無関心、無視が怖い。問題意識を持ってほしい」と話していた。
(2008年10月20日 読売新聞)

市民が日本語講師役 中央市国際交流協会

2008-10-21 11:43:21 | 多文化共生
(以下、山梨日日新聞から転載)
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2008年10月19日(日)
市民が日本語講師役 中央市国際交流協会
外国人指導にボランティア
 中央市国際交流協会は19日から来年3月までの毎週日曜、田富総合会館で外国人を対象にした日本語教室を開く。約1年前からスタートしていて、これまでは外部団体から講師の派遣を受けてきたが、今回から一部の教室で市民ボランティアが指導する。同協会は「教室を通じて日本人と外国人の交流が盛んになってほしい」と期待している。
 昨年10月、市内に在住する外国人が日本語や会話を学べる機会を設けようと教室を始めた。ひらがなの読み書きやあいさつの方法を紹介する入門クラス、簡単な漢字や基本的な会話を教える初級クラスなどを用意。これまでに10-50代の約150人が受講した。
 毎週日曜、同会館を会場に開き、講師は「山梨日本語ボランティアの会」のメンバーが務めた。「日本人の市民が教えれば、外国人との親睦(しんぼく)が図れる」(同協会)と、今年4月から市民講師を養成しようとボランティアを募集したところ、日系ブラジル人を含む10人が登録。会の講師から指導方法についてアドバイスを受けながら試行的に少人数クラスで教えてきた。
 ボランティアの1人は「日本語が理解できない人に分かりやすく教えるのは本当に難しい。中央市は外国人が多い土地柄なので共生できる取り組みがもっと広がることを期待している」と話している。
 10月から開く講座は毎週日曜午前10時から開き、正午までに終了する予定。生徒とボランティアは随時募集している。生徒の受講料は5000円となっている。教室の申し込み、問い合わせは同協会、電話055(274)8512。

国際理解教育の充実を/外国籍県民会議が県政に提言

2008-10-21 11:42:49 | 多文化共生
(以下、カナロコから転載)
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国際理解教育の充実を/外国籍県民会議が県政に提言

* 政治・行政
* 2008/10/17

 「外国籍県民かながわ会議」(葉鳳英委員長)が十七日、外国籍県民の立場からの県政へ提言を盛り込んだ報告書を松沢成文知事に提出した。

 同会議は十年前に県が設置。メンバーを代えて二年に一度、提言を出している。今回は中国、韓国、ベトナム国籍などの委員二十人が議論を重ね、(1)教師に対する国際理解教育研修の充実(2)外国籍児童の支援拠点の設置(3)外国人学校の許可基準の緩和(4)医療通訳体制の充実(5)外国籍県民を活用した看護師・介護士の養成―などを求めている。

 外国籍県民の支援などを行う「NGO(非政府組織)かながわ国際協力会議」(山中悦子委員長)も報告書を提出。教員の初任者研修への国際理解教育の導入や、県による外国籍職員の積極的な任用―などを求めた。

桜美林大学健康福祉学群保育コースが「幼稚園教諭1種免許」の取得を計画

2008-10-21 11:42:16 | 多文化共生
(以下、大学プレスセンターから転載)
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桜美林大学健康福祉学群保育コースが「幼稚園教諭1種免許」の取得を計画
教育・カリキュラム | キャリア・就職2008/10/21

桜美林大学健康福祉学群保育コースでは、2009年4月入学者を対象に、従来の保育士資格に加え、幼稚園教諭1種免許が取得できるよう文部科学省に申請した。

 桜美林大学健康福祉学群保育コースでは、従来の保育士資格に加え、以前よりニーズの高かった「幼稚園教諭1種免許」の取得に向けた申請をおこなった。

 同大の「健康福祉学群」は、文学部健康心理学科と経営政策学部ビジネスマネージメント学科の社会福祉マネージメントコースを再編強化し、保育分野も加えて2007年4月にスタートした。
 このうち「保育コース」では、短期間で最低限の知識を修得した保育士を育成するのではなく、精神的援助が行え、健康的側面からの支援ができる保育士を育成。また、乳幼児・児童に関する学習だけでなく、子どもから老年期までという人間の一生をサポートできるよう、社会福祉や精神保健の知識やカウンセリング経験を持ち、首都圏などに多い外国人の子どもともコミュニケーションが取れる保育士を育成している。

 同大では以前より、オープンキャンパスや各種相談会などで、「幼稚園教諭免許」に対する問い合わせや要望が数多く寄せられていた。今回の計画はこれに応えたもので、すでに文部科学省へは申請済みであり、認められれば来年の4月入学者より、同免許を取得するためのカリキュラムを受講できることとなる。

▼本件に関する問い合わせ先
 桜美林大学 アドミッションセンター
 東京都町田市常盤町3758
 TEL: 042-797-1542
 FAX: 042-797-6155
 http://www.obirin.ac.jp/

緊急時のヘルプに一役 外国人用にマップ 山元

2008-10-21 11:41:42 | 多文化共生
(以下、河北新法から転載)
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緊急時のヘルプに一役 外国人用にマップ 山元
外国人向けに作製した「おたすけマップ」
 病気や災害など緊急時の外国人のコミュニケーションに役立ててもらおうと、宮城県山元町国際交流協会は「おたすけマップ」を作製した。

 マップは縦59.5センチ、横42センチ。日本語とローマ字表記の併用で、山元町内の指定避難場所や医療機関とその診療科目、駐在所、消防署など計26施設の所在地を地図上で示し、住所と電話番号一覧を載せた。

 裏面では、隣の亘理町の地図を載せ、医療機関35カ所を紹介している。また、緊急時に言葉の問題で困らないよう、「救急車を呼んで」「ここが痛い」「意識がない」など、28の単語と文章を、ローマ字、英語、ハングル、中国語で表記している。

 製作を手がけた協会役員の一人、渡辺修次さんは「町内には韓国や中国などから来た外国出身者が四十数人、暮らしている。緊急時にはマップに載っている言葉を指さして意思疎通するなど、役立ててほしい」と話している。
 おたすけマップは300枚作製。山元町役場や町の公共施設で配布している。問い合わせ先は町生涯学習課0223(37)5116。
2008年10月19日日曜日