多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

外国人児童に学習アドバイス

2008-10-15 09:55:37 | 多文化共生
(以下、中国新聞から転載)
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外国人児童に学習アドバイス '08/10/14

 ブラジルなど外国人の児童が多い広島県海田町の海田東小で、住民がボランティアで学習を手伝う取り組みが始まった。言葉の壁がある児童を地域ぐるみで支え、共生する地域づくりにつなげる狙いだ。

 外国人児童を対象に日本語を教える「アミーゴ(友だち)教室」に、今月から「アミーゴボランティア」と名付けた50―70歳代の住民が毎日1―4人、参加する。級友が国語や算数の授業を受けている間、教員と一緒に計算や漢字の学習をアドバイスする。

 校区に外国人が働く自動車部品工場などが集まる同小は、児童479人の約1割の47人が外国人で、ブラジル人が40人を占める。日本語の力が日常会話にとどまる子も多いという。

【写真説明】海田東小の日本語教室で外国人児童の学習支援を始めたボランティアたち

外国人共生に県警が力 日曜開庁に1日交番

2008-10-15 09:55:08 | 多文化共生
(以下、東京新聞から転載)
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外国人共生に県警が力 日曜開庁に1日交番

2008年10月13日

外国籍住民に困りごとなどを本庄署員が尋ねた=上里町役場で
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 ブラジル人を中心に外国籍住民が多く住む本庄市や上里町などで、県警が外国人共生対策に力を注いでいる。8月には本庄署が外国籍の子どもたちを対象にしたフットサル教室を行ったほか、9月からは上里町役場ロビーで1日交番を開いている。10日には県警少年課が本庄市立小学校で外国語での非行防犯教室を開催した。 (柏崎智子、井上仁)

 上里町役場での一日交番は、外国籍住民の困り事相談などを受けようと、月一回、休日開庁する第二日曜日に合わせて九月から実施しており、十二日は午前中の二時間で、ブラジル、フィリピン、中国人の家族や夫婦など、七組十七人が利用した。

 ブラジル人で来日八年目の会社員ベローゾ・フランシェリオ・マルチンスさん(31)は、一家五人でビザの更新手続きに来た帰りに立ち寄った。対応した同署員から、ポルトガル語と日本語で「何か日常で困っていることはありませんか」と尋ねられると「大丈夫です」と答えていた。仕事の休みが日曜日だけというベローゾさんは、役場での一日交番について「治安や交通安全の情報がもらえて、いいことだと思う」と話した。

 外国籍住民は言葉が通じない、自治会に加入していないなどで地域とつながりが薄い人も多く、犯罪や災害に巻き込まれた場合に連絡が取りにくいなどの問題も出ている。外国籍住民と接触できる機会を探っていた同署は、同町から日曜開庁は外国人の利用が多いと聞き、一日交番を企画した。

連続講座:外国人の人権考える きょうから中央区 /兵庫

2008-10-15 09:54:35 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【兵庫】から転載)
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連続講座:外国人の人権考える きょうから中央区 /兵庫

 定住外国人や外国人研修生(実習生)の受け入れを巡って企業や地域社会とのあつれきが表面化する中、最前線で支援活動に取り組むNGO、医療スタッフによる連続講座「外国人の福祉・社会保障・医療を考える」が11日午後3時から、神戸市中央区中山手通1のカトリック神戸中央教会で開かれる。

 11日=移民政策と外国人研修・技能実習制度(鳥井一平・全統一労働組合書記長)▽11月8日=外国人の医療・福祉・社会保障とケースワーク(高山俊雄・亀戸ひまわり診療所医療ソーシャルワーカー)▽11月22日=医療現場におけるコミュニケーションの重要性(村松紀子・医療通訳研究会「MEDINT」代表)▽12月13日=外国人と生活保護(觜本郁・NGO神戸外国人救援ネットボランティア)。

 主催の「神戸外国人救援ネット」は「日本で暮らす外国籍住民は200万人以上。多文化、多民族共生社会実現に向け、市民一人一人にできることを考えたい」と話す。いずれも午後3~5時。各回200円。問い合わせは同ネット(078・271・3270、月、水、金の午後)へ。【中尾卓英】

〔神戸版〕

毎日新聞 2008年10月11日 地方版