多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

福井FM:人の声で伝える安心 土曜の夜に4カ国語で生活情報 /福井

2008-10-23 12:07:19 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【福井】から転載)
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福井FM:人の声で伝える安心 土曜の夜に4カ国語で生活情報 /福井
 ◇国際交流協会の紹介、緊急連絡……今月は出産と子育て

 県国際交流協会が、在住外国人向けに4カ国語で生活情報を伝えるラジオ番組「CHOTTO KIITE FUKUI」を毎週土曜日午後8時55分~9時の5分間、福井FMで放送している。多言語放送は県内初の試みで、担当する同協会の綿谷佳敬主事(34)は「日ごろから生活情報を発信することで、いざという時に役立ててもらえれば」と、放送内容に知恵を絞っている。

 放送は今年7月から始め、在住者の中で話者が多い英語、中国語、ポルトガル語、フィリピン語の順に、週ごとで言語が変わる。番組内容は協会員に加え県内在住の外国人留学生や国際交流員が考え、月ごとにこれまで、国際交流協会の紹介▽緊急時の連絡先▽日本語学習--と替え、10月は出産と子育てをテーマに放送している。

 綿谷主事は「人の声で安心感が伝わるところが、ラジオの良さ。生活を豊かにする一つの手段になってほしい」と話す。さらに、阪神大震災で在住外国人への情報伝達が円滑にいかなかったことを例に挙げ、「ゆくゆくは災害時に臨機応変に情報提供するような方法も考えていきたい」と意欲を燃やしている。

 放送は県内全域で受信でき、周波数(キロヘルツ)は▽福井=76.1▽大野=84.7▽敦賀=86.4▽小浜=82.5--など。福井FMのホームページ(http://www.fmfukui.jp/pod/)でも聴ける。問い合わせは同協会(0776・28・8800)。【松井聡】

毎日新聞 2008年10月21日 地方版

多文化共生支援DVD(岐阜県)

2008-10-23 12:06:44 | 多文化共生
(以下、岐阜県インターネット放送局から転載)
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10月21日(火曜) 知事記者会見
【写真】記者会見に臨む古田知事。後ろは「全国伝統的工芸品まつり・ぎふ」のポスター

* 2008年10月21日(火曜)

古田知事は、21日に開いた記者会見で、「多文化共生支援DVD・生活支援パンフレットの作成について」など2件について発表しました。

会見で知事は「来日間もない県内の在住外国人の方を対象に、必要な行政手続きや日本の日常生活でのルールなどを、映像を使ってわかりやすく解説した 5カ国語(英語、ポルトガル語、中国語、タガログ語、日本語)対応のDVD『岐阜での生活ABC』を作成した。このDVDをより地域の実情に沿ったものにするために、県が保有する著作権を開放し、各市町村が必要な映像や情報を挿入編集できることとした。なお、インターネットでも視聴できる環境(岐阜県国際課のホームページ)としたが、このような取り組みは全国でも初めてである。今後も『外国籍の県民』の方々に対して、正面から向き合い、いろいろな面で手を差し伸べ、受け入れていくことにより、多文化共生社会の実現を目指していく」と語りました。

多文化共生ソーシャルワーカー 県、全国初の人材育成

2008-10-23 12:05:51 | 多文化共生
ソーシャルワーカー自体は愛知県ですでに導入している。

(以下、東京新聞【群馬】から転載)
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多文化共生ソーシャルワーカー 県、全国初の人材育成

2008年10月22日

 ブラジル人など外国人居住者が増えていることから、県は社会福祉事業などに携わる国家資格保有者が外国人の相談や支援に取り組む「多文化共生ソーシャルワーカー」の育成に取り組む。二十二日から来年二月にかけて、県内外の社会福祉士や精神保健福祉士二十人を対象に養成講座を開く。県国際課は「国家資格保有者を対象にした外国人支援の人材育成は全国で初めて」としている。

 多文化共生ソーシャルワーカーは、社会福祉や医療などの現場でソーシャルワーカーとして働く人たちの職務経験や専門知識を、外国人の生活改善に生かしてもらうことを目的に創設する。講座では労働や法律、教育問題をはじめ、日本と諸外国の文化の違いなど、日本にやってきた外国人が日常生活で悩むテーマを重点的に取り上げ、幅広い分野の知識を基に、相談や生活支援などの活動に取り組む人材を育てる。

 ブラジル人や中国人、フィリピン人など県内在住の外国人は昨年末で約四万七千人に上る。県国際課は「来日して間もない外国人の中には、社会保障制度や医療制度などへの知識が不足し、生活面で困るケースも見受けられる。多文化共生ソーシャルワーカーには、外国人が日本で快適に生活できる手助けをしてほしい」としている。 (中根政人)