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市民が日本語講師役 中央市国際交流協会

2008-10-21 11:43:21 | 多文化共生
(以下、山梨日日新聞から転載)
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2008年10月19日(日)
市民が日本語講師役 中央市国際交流協会
外国人指導にボランティア
 中央市国際交流協会は19日から来年3月までの毎週日曜、田富総合会館で外国人を対象にした日本語教室を開く。約1年前からスタートしていて、これまでは外部団体から講師の派遣を受けてきたが、今回から一部の教室で市民ボランティアが指導する。同協会は「教室を通じて日本人と外国人の交流が盛んになってほしい」と期待している。
 昨年10月、市内に在住する外国人が日本語や会話を学べる機会を設けようと教室を始めた。ひらがなの読み書きやあいさつの方法を紹介する入門クラス、簡単な漢字や基本的な会話を教える初級クラスなどを用意。これまでに10-50代の約150人が受講した。
 毎週日曜、同会館を会場に開き、講師は「山梨日本語ボランティアの会」のメンバーが務めた。「日本人の市民が教えれば、外国人との親睦(しんぼく)が図れる」(同協会)と、今年4月から市民講師を養成しようとボランティアを募集したところ、日系ブラジル人を含む10人が登録。会の講師から指導方法についてアドバイスを受けながら試行的に少人数クラスで教えてきた。
 ボランティアの1人は「日本語が理解できない人に分かりやすく教えるのは本当に難しい。中央市は外国人が多い土地柄なので共生できる取り組みがもっと広がることを期待している」と話している。
 10月から開く講座は毎週日曜午前10時から開き、正午までに終了する予定。生徒とボランティアは随時募集している。生徒の受講料は5000円となっている。教室の申し込み、問い合わせは同協会、電話055(274)8512。

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