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中央市、ごみ分別説明会に通訳 自治会 外国人の参加呼び掛け

2008-10-02 09:27:02 | 多文化共生
(以下、山梨日日新聞から転載)
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2008年10月01日(水)
中央市、ごみ分別説明会に通訳
自治会 外国人の参加呼び掛け
 中央市は10月から、ごみの分別方法や出し方を指導する自治会単位の説明会に通訳を配置し、外国人に参加するよう呼び掛けている。外国人が多い自治会でごみが分別されていないケースが多いため計画した。
 市環境課によると、市内の外国人には、ごみの分別方法をポルトガル語とスペイン語で紹介するガイドブックを配布。ポルトガル語の行政情報誌や市のホームページでも内容を掲載し、徹底を図ってきた。
 しかし「可燃ごみの袋にペットボトルや空き缶などが入っていることが多い」(同課)と、効果は上がっていない。加入世帯の約半数がブラジル人の山王第二自治会の内藤政幸会長によると、分別状態がひどい場合、自治会役員が再分別していて「ごみ収集所でマナーが悪い外国人には直接指導しているが、浸透には時間がかかる」(内藤会長)という。
 説明会は1日に下成島第二自治会、8日に山王第二自治会でそれぞれ予定。時間は午後7時半からで、市の担当者がガイドブックに書いてある分別内容などをあらためて紹介する。
 同課は「日本人と外国人が共生する社会をつくる上でもごみを出すときのルールを守ってもらいたい。説明会を開く自治会の住民は近所の外国人に参加するよう呼び掛けてほしい」としている。