鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3480回】 一定期間ごとに成果と行動を振り返り、対策を打つ

2020年07月10日 | 住宅コンサルタントとして

社会に出て最初に働かせていただいた会社の影響は、

本当にビジネスパーソンにとって大きいと思います。

 

私の場合、最初に働かせていただいた建材メーカーで、

仕事に対する姿勢やリズム、習慣が身に着き、

それは今でも全く変わっておりません。

 

その会社では、必ず半期ごとに評価されるため、

半期である一定の成果を出さなければならないですし、

半期ごとに方針書を営業マンであれば作成し、

上司に合格をもらう必要があります。

 

この方針書、上司にもよるのですが、

なかなか合格を出してもらえず、

何度も差し戻され、やり直しをさせられたのです。

 

もう本当に、これが良かった。

 

半期ごとに売上、利益率、サッシ本数の達成率を出し、

更に重点商品や重点顧客への進捗も書面にまとめる。

 

そこから良かった点、悪かった点を洗い出して、

今期、何をどうするのかを全て具体的に数字でまとめなくてはならない。

 

ここで、例えば「エクステリア商品の拡販」などといった、

漠然とした言葉が並んでいると、即座に差し戻されるのです。

 

エクステリア商品の中でも、何を切り口に、

どのお客様に週何回訪問し、

誰にどんな形で売り込んでいくのかまで、

具体的にまとめていなければ差戻しされます。

 

大半の同僚たちは面倒くさがっていましたが、

私は半年ごとに自分の活動を徹底的に分析し、

今期、どうすれば達成できるのかを徹底的に考え、

自分が立てた方針に従って行動していく、

といった当たり前のことをやる習慣を身につけることができました。

 

このように、前期の自分の数字と行動を振り返って分析し、

当期の対策を打つ、という習慣がない会社、ビジネスパーソンが

実は結構多いよな、と感じています。

 

この点をクライアント様にどう習得していただくか、

ということが、自分にとってのテーマです。

 

皆さんは、一定期間ごとに自分の数字と活動を振り返り、

分析して対策を打つ、ということが出来ていますか?


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