鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3352回】 時間が無いお客様に対して、親切な情報の提供ができているか?

2020年03月04日 | 住宅コンサルタントとして

先日、YouTubeを見ていたら、

たまたま幻冬舎の編集者、箕輪さんの動画があったので見ていました。

 

今、出版業界は不況と言われ、もう本は売れないと言われています。

 

そんな中、箕輪さんが手がけた本はヒットを連発し、

出版不況などどこ吹く風で、売れまくっているのです。

 

なぜ、箕輪さんが手がけた本は売れるのか?

 

動画の中で箕輪さんがおっしゃっていたことをまとめると

 

・今のユーザーさんは、忙しくて時間がない

・YouTubeもあれば、ネットフリックスもあれば、テレビもあれば、

情報のインプットの手段は増えている

・そんな中、小難しい言葉を使って、何度も同じことを繰り返し、

300ページもあって読み切るのに5~6時間もかかる本が売れるのか?

・それを出版業界の人間は、「いい本なのにな・・・」と言っている

・ユーザーをなめているとしか、思えない

 

というような内容でした。

 

もう私、この箕輪さんの見解を聞いて、そのまま住宅業界に当てはまるやん、

と思ってしまいました。

 

そもそも、我々のターゲットとなる子育て中のご夫婦には時間が無い。

そんな中で、住宅会社の数は無限にある。

1社に行って、その会社がどんな会社で、

どんな特徴ある家をつくっていて、

何が他の会社と違うのか、ということを

お客様が足を運ばなければ理解できない、という環境が、

既にお客様ファーストではない、ということではないか、と思いました。

 

お客様の貴重な時間を奪わない。

わざわざ足を運んでいただかなくとも、お客様が理解できるようにしておく。

 

それが出来ているようで出来ていない住宅会社は多いのでは、

と正直、感じてしまいました。

 

貴重なヒントを得られた動画でした。

 

感謝です。


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