世の中には、いろんなタイプの経営者が存在します。
この仕事をさせていただく中で、
個人的に感じているのは、
何かを決定するためや問題を解決するために、
いろんな方に相談したり、視察に行ったりするのですが、
あまりにも多くの方に聞いたり、
あまりにも多くの企業を視察しまくることにより、
経営者自身の頭の中が混乱し、
結果、何一つ決定できないということ。
こういう会社、とにかく決定が遅く、
更に決定してからの行動もとにかく遅い。
当然ながら、業績が上がらないのです。
いろんな方に相談することで、
絶対的な正解が見つかる、
と思っているのかもしれませんが、
学校のテストでもあるまいし、
正解なんて無いんです。
自分たちが決定したことを
その後の行動により正解にするだけの話なんです。
そういう基本的なことが理解できず、
優柔不断な姿勢で経営をしていては、
業績も上がるはずなく、
優秀なスタッフさんは見切りをつけ、去っていくのです。
とにかく早く決定し、早く行動する。
そして決定したことをやってみて、
イメージ通り進まず、改善しても望む結果が得られない場合、
再度、取り組むべきことを決定するだけです。
優柔不断で決定できない経営者は、
いろんな方に聞き過ぎてはいけないのです。