鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3717回】 社員さんに問題があるのは、トップが原因

2021年03月04日 | 住宅コンサルタントとして

「ウチの社員は、言ったことをやらないんですよ」

「ウチの社員は、決めたことをすぐに行動に移さないんですよ」

「なかなか継続できないんです、ウチの社員は・・・」

 

というような発言をする経営者が稀に居ますが、

こういう発言をするのは、自ら経営者の資質が無い、

ということを言っているようなもの。

 

社員さんに指示したことを実行してくれない原因は、

どこにあるのかということを考えられていないですよね?

 

社員さんが決定したことを行動に移さない、

決めたことを継続できないのは、何が原因だろうか、

ということを考えることを

経営者として放棄しているのです。

 

だから、こういう発言が出るのです。

 

一倉定先生は、

 

「いい会社とか悪い会社とかはない。

あるのは、いい社長と悪い社長である」

 

「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも社長の責任だ」

 

などの名言を残されています。

 

自分の子どもが人に迷惑をかけたとしたら、

それを子どものせいにしますか?

 

親である自分の育て方や教育方法、

もしくは日頃から子どもに見せている自分の背中に問題がある、

と考えませんか?

 

社員さんの仕事の姿勢や行動に問題があることを

社員さんのせいにしても、何も良くなりませんし、

何の問題解決にもならないのです。

 

何があろうが、全ては社長の責任なのです。


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