「ウチの社員は、言ったことをやらないんですよ」
「ウチの社員は、決めたことをすぐに行動に移さないんですよ」
「なかなか継続できないんです、ウチの社員は・・・」
というような発言をする経営者が稀に居ますが、
こういう発言をするのは、自ら経営者の資質が無い、
ということを言っているようなもの。
社員さんに指示したことを実行してくれない原因は、
どこにあるのかということを考えられていないですよね?
社員さんが決定したことを行動に移さない、
決めたことを継続できないのは、何が原因だろうか、
ということを考えることを
経営者として放棄しているのです。
だから、こういう発言が出るのです。
一倉定先生は、
「いい会社とか悪い会社とかはない。
あるのは、いい社長と悪い社長である」
「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも社長の責任だ」
などの名言を残されています。
自分の子どもが人に迷惑をかけたとしたら、
それを子どものせいにしますか?
親である自分の育て方や教育方法、
もしくは日頃から子どもに見せている自分の背中に問題がある、
と考えませんか?
社員さんの仕事の姿勢や行動に問題があることを
社員さんのせいにしても、何も良くなりませんし、
何の問題解決にもならないのです。
何があろうが、全ては社長の責任なのです。