鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4597回】 世間知らずで自己主張の強い、40代オッサンの末路

2023年08月01日 | 住宅コンサルタントとして

自分の周辺の小さな輪の中だけで生活してきて、

世の常識や標準を知らないまま、

年齢だけは重ねてきたオッサンを見ると、

もう本当に哀れだなぁと思いますし、

頭悪過ぎだなぁと感じてしまいます。

 

日本の場合、自らの報酬を上げて欲しい、

という交渉をする人がほとんどいないそうですが、

海外では自身の給与を上げて欲しい、と

直談判するケースが結構多いそうです。

 

でも、そういう交渉に関して、

感情を全面に出して、

 

「これだけのことをやっているんだから、

これくらいの給与を下さいよ!

でないと、やってられませんよ(怒)」

 

と要求しても、後味が悪くなるし、意味ないですよね?

 

社員側も経営者側も非常に冷静で、

 

「私はこれだけの報酬を欲しい」

「それを実現するのは、どれくらいの成果を出せばよいか?」

 

ということを経営者確認し、

その条件を満たすように仕事をするだけの話です。

 

そうすることで、経営者側も社員側も

非常にクールに仕事ができるかと思います。

 

そして自分がイメージする収入を得られないと分かれば、

希望の収入を得られる会社を探して転職すれば良いだけの話。

 

まあその際に、自分が思っているだけ収入を与えてくれる会社が

実は少ない、ということに気づいたり、

転職して1~2年の間に成果を出さなければ収入がむしろ下がる、

という現実を知ることになるのですが・・・。

 

ところが、世間知らずのオッサンほど、

 

「自分はこれだけやったんだから、これだけ下さいよ!」

 

ということを感情丸出しでストレートに交渉したりします。

 

しかもその要求額が、

一般常識と相当かけ離れていたりするのですが、

まあ世間知らずだから、世間の基準を知らないのですね。

 

40歳を超えて、こんな子どものような対応しかできない、

世間知らずのオッサンは、

正直、どの会社もいらない、ということになるでしょう。

 

いい歳こいたオッサンで世間知らずだと、

もう本当にどの組織からもいらない、と判断されます、マジで・・・。

 

仕事で良いパフォーマンスを出せたとしても、

ビジネスパーソンとしての常識や良識を持っていない人は、

40歳を超えた途端、一気に需要が無くなる、

ということを知っておいた方が良いでしょう。

 

交渉はあくまでも冷静に、論理的におこなうべきなのです。

 

そして若いうちからしっかりと世間を知り、

人間性を磨いて、

歳を重ねても需要があるような人間になりたいものです。


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