鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第615回】 インプットしたことを体が覚えた瞬間から、業績は伸びる

2012年09月06日 | 住宅コンサルタントとして
クライアント様に対してコンサルティングがスタートしたら、私の場合、
ビジネスモデルを構築していきつつ、そのビジネスモデルを市場で展開していった場合に必要となる、
実戦的な手法をお伝えしていきます。

新築事業で言えば、接客のやり方、着座後の話、資金計画や土地紹介、テストクロージングなど、
コンサルティングの中で実際にやってみせて、それを映像や音声で撮っていただき、
繰り返しトレーニングを積んでいただいていたりします。

でも最近本当に感じるのは、頭の中にインプットしただけでは、
ビジネスの結果は何も変わらない、ということです。

スポーツの世界で言えば、正しいバッティング理論を頭で理解したところで、
150キロを超えるプロ野球のピッチャーの投げるボールなんて打てない、ということです。

本当に大切なのは、頭で覚えたことを体で覚えさせ、
反射レベルで体が動くようになるまで、ひたすら練習や本番で経験を積ませることなのです。

これを分かっているようで分かっていない企業さんが多いんですね。

お付き合いをさせていただいて、たくさんお客様がご来場してくれているのに、
受注がほとんど伸びなかったクライアントがいます。

このクライアントが今まさに、これまで頭で理解してきたことを体が覚え始めている感じなのです。
業績が一気に伸びそうな予感!!!

このタイミングで仕掛けないと、成長の機会を逃してしまいますので、
思いっきりハッパをかけさせていただきました。

よくセミナーマニア、勉強会マニアの方がいますが、
こういう方に限って実践出来ていないケースが多いです。

それは、インプットしたことがすぐに実践できる、という大いなる勘違いをしているからです。

頭で覚えたことを体が覚え、現場で実践することが、皆さんは出来ていますか?
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【第614回】 モノ余りの今 | トップ | 【第616回】 口で説明す... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

住宅コンサルタントとして」カテゴリの最新記事