鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第332回】 分かりやすさが大事

2011年11月28日 | 住宅コンサルタントとして
久しぶりのオフだったので、クライアントのモデルハウスを見学させてもらい、
大好きなうなぎを食べ、とてもおいしいケーキ屋さんでケーキを大量に購入し、
その後美容院と整骨院に行ってきて、心身共にリフレッシュした、
鬼山住宅コンサルティングの鬼山です。

ホント、昨日は充実した1日を過ごすことが出来ました。
さあ、今日からまた気合いを入れて頑張ります!

さて、昨日は大阪府知事選、大阪市長選というダブル選挙がありました。

私は生まれ育ちは大阪ですが、高校を卒業して以来、大阪には住んでいないのです。
でも、昨日の選挙は本当に気になっていました。

無事、橋下さんが勝ってくれて、良かったというのが、私の個人的な感想です。

賛否両論いろいろとあるかと思いますが、
今の日本の最大の問題点は景気対策ももちろんのこと、
国や地方自治体の無駄による財政赤字の垂れ流しだと思っています。

普通の企業の物差しで測れば、国をはじめほとんどの自治体が倒産しているのが現状です。

仮に景気が良くなったとしても、無駄があまりに多くて、
今のままでは財政赤字垂れ流しの状態がずっと続くと個人的に思っています。

ですので、景気対策も大切ですが、まずは行政の無駄をなくすことをやって欲しいです。

今回の選挙では、橋下さんサイドは「大阪都構想により、無駄を無くす」という、
とても分かりやすいメッセージを発信し続けました。

一部の政治評論家は、「大阪都のメリットが不明確」などとほざいていますが、
それはエンドユーザー心理をよく分かっていないジジイの意見だと思っています。

ああいう評論家は、商売人と違って、あくまでも専門家の視点でも許されます。
商売人は、どれだけ立派な商品やサービスを開発しても、
お客様が価値を感じず支持されなかったら、即倒産となります。

その違いだと思います。

思えば、小泉元総理が選挙で戦った時も、とても分かりやすいメッセージを発信し続けました。

それは『郵政民営化』です。

当時も景気が良くなく、日本全体に閉塞感がありました。
国民は、郵政民営化という分かりやすいメッセージを支持し、
それが達成されることで、現状の閉塞感を打破できると思ったのでしょう。

今回の「大阪都構想」も、全く同じだと個人的に感じました。
要は、今の大阪の閉塞感を大阪都が実現することで打破できると
府民の方たちは思ったと思うのです。

現状が上手く進んでいなくて、閉塞感が漂う状況では、
分かりやすいメッセージを発信することが大切だ、ということです。

業績が芳しくない企業が改革に着手する際も、
いかにシンプルで分かりやすいスローガンを設定できるか、
ということが大切なのだと思います。

皆さんの会社の、シンプルなスローガンは何ですか?
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