鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1158回】 こういう接客をされると、お客様の心が離れる

2014年03月03日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、久しぶりに「カチーン」と来ることがありました。

2年以上前のIPadを使っているのですが、
まあ大きいし重いしということで、iPad Miniに機種変更しようと、お店に行っておりました。

カチーンときたのは、その定員さんの対応です。

機種変更にあたって、ただでさえ高額な本体の上に、
訳の分からない料金体系になっているんですね。

「通常このプランだとこの金額ですが、2年間の○○割引が適応されますので、
24か月は毎月、この金額になります」

とのこと。

まあこれだけなら、頭の弱い私でも、何とか理解は出来るのですが、
何だか保証内容が訳のわからない保険がついてきて、
それが4月1日まで保険料が無料とのことなのです。

私:「その保険、4月2日以降の料金はどうなるのですか?」
店員:「有料となります」

私:「そんな保険、要りません。今、はずしてもらうことは出来ますか?」
店員:「明日以降でないと出来ないんです」
私:「それって、おかしくないですか?お客さんが必要無いものを無理くり付けて、お金を取るって・・・」
店員:「この保険は、今日は解約できないんです。解約の仕方を入れておきますね」

何で消費者が求めてない、しかも有料の保険が勝手についてくるのでしょう?

更に昨日、私は初めて知ったことがあります。
iPadの料金を口座自動引き落としで申し込んでいるのですが、
口座自動引き落としが出来てなかったそうで、
毎月、振込用紙がこの通信会社から届いていて、
その振込用紙を持って毎月、家内が振込に行かなくてはならなかった、とのことなのですね。

「何で自動引き落としが出来ないんですか?」

と私はカウンターの担当者の方に質問しましたが、何というのでしょうか、
非常に分かりにくい専門用語で、正論を言ってくるのです。

「ちょっとすみません。用語が専門過ぎて、ちょっとわからないのですが・・・」

と言っても、更に意味不明な専門用語を事務的に駆使してくる感じなのです。

「この人に、何を言っても無駄だな・・・」

と私は思ってしまいました。

正しい情報を全て出しているのにもかかわらず、自動引き落としが出来ない。
その理由を訊いても、真剣に原因を調べようとしてくれない。
更に、自分達が悪い訳ではないと言いたげな態度で接してきます。

で、私、iPadMiniの機種変更に行ったのに、最終的にiPadを解約することを決めました。
(←なーんや、それ!)

でも、嫌な人からサービスを受けたくありませんし、
消費者に対し、正直で誠実に接しようとしていないメーカーとも付合いたくありません。

お客様の気持ちに立てず、空気が読めない機械的な対応が、
お客様の心を折ってしまうんだなぁ、ということに改めて気づきました。

人のふり見て、我がふりなおせ、ですね。
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