昨日は朝、ブリュッセル空港からライアンエアーを使って
ローマ・フェウミチーノ空港へ。
フェウミチーノ空港に到着後、預けたスーツケースを待っていたのですが、
いつまで経ってもブリュッセル空港からの荷物が届かない。
おかしい・・・。
またしてもやってしまいました。
フェウミチーノ空港って、ターミナル1と3の距離が近い、
というか、ほぼ隣接していて、
私たちはターミナル3の荷物受取所で待っていなければならないのに、
ターミナル1の荷物受取所で待ってしまっていたのです。
構造上、引き返せなくなっているので、一旦外に出て
空港のスタッフに伝えなくてはなりません。
英語もイタリア語も全く話せないのですが、
荷物が無いと旅することが出来ませんので必死。
片言の英語でスタッフさんに話しかけます。
が、全然通じません(涙)。
とここでipadを取り出し、翻訳機能を使って伝えたいことを伝えると、
「この紙に必要なことを書いて!」
と言われ、紙を書くと、出口から中に入ることができる場所に案内してもらって、
そこからパスポートと書類を見せ、手荷物検査をすると、
何と出口から中に入れてもらえた!!!
ダッシュでターミナル3の荷物引き受け所に行くと、
ちゃんと私たちの荷物がレーンの上にあるではありませんか!
とりあえず、マジ焦りました。
日本国内を旅すると、こういう経験は出来ませんが、
海外に行くと予期せぬことが度々起こり(←自分たちの不注意)、
それが当たり前のことのありがたさを再認識するきっかけとなりますね。
(←プラス思考)
で、空港を出て、今度はレンタカーを借りにいきます。
日本で予約済、事前決済も済んでいるのですが、
前回、クロアチアで借りた時も苦戦した、レンタカーを借りる手続き。
今回の窓口のスタッフは、若い女性。
手続きに手間取っている様子。
新人さんなのか・・・?
で、ようやく手続きが終わりそうになったところ、
「あなたたちはイタリアのどこに行くの?」
と質問されたので、プーリア州、と答えると、
窓口の女性のテンションが一気に上がる!
「私、プーリア出身なのよ!」
「プーリアのどこにいくの?」
「ホテルはどこを手配したの?」
「お勧めの場所を教えてあげるから、こっちに来て!」
と業務中にも関わらず、自分のパソコンの画面で
プーリア州のお勧めスポットを次々に見せてきます。
で、紙を取り出し、お勧めのお店、場所、レストランを
書き出して渡してくれました。
「いや、俺、事前に調べてきてるんですよ・・・」
とは言えず、そのご厚意を受けている間に、
カウンター窓口で1時間近く、拘束されました(笑)。
でも、イタリアの人の良い人って、
憎めないんですよね。
(ずるい人、スリとかも多いので、全員が良い人ではない)
そしてようやく車を借りて、
目的地であるテルモリという街へ車を走らせました。
ローマは快晴の天候の中、道中快適でしたが、
イタリア中央部の山脈を走っていると、
ドンドンと雪雲が出てきて、雪がチラホラ降ってきてではありませんか!
車にチェーンはついているものの、
タイヤは思いっきり夏タイヤで、ちょっと焦りました。
外気温がマイナス1℃まで行きましたが、
山地を超えると気温が3℃、4℃と上がってきたので、
再び快調に車を走らせ、何とかアドリア海側に到着。
すると、アドリア海側が風速15m以上の台風のような強風で、
これまたすごい天候でした。
家内は横に座ってずっと冷や冷やしていたのでしょう。
ホテルに着いて、すぐに爆睡してました。
という、いろんなことがあった旅の2日目。
写真を撮る余裕は一切ありませんでした。
今日はテルモリから更にアドリア海沿いを南下し、
アルベロベッロに行きます。
今日のホテルもアルベロベッロの中の、
とても雰囲気の良いホテル。
今日は、写真を撮ろう!