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温暖化問題という国家覇権争い

2009-11-04 21:17:58 | 時事
一昨日から,急に寒くなり今日は12月並の気温ってことだったらしい。暖房を急に入れたり電気カーペットを敷いたりとかそんな一日だった。天気が良かったのは助かった。
冬に寒くなるのは当たり前だけど,こんなに急に寒くなるのは珍しいな…と思うと,なんでも異常気象は二酸化炭素のせい…とするのが今の流行かな?とか少し思った。
そんな中今日TVを観ていたら,NHKではアメリカでの排出量取引に関する見本市の様子を伝えていた。排出量の基準を満たし,余剰分が出た企業が足りない企業にその余剰分を売ることが出来る…という風になるそうで,そうなるとこれは一種の債権になるとうことなんだろう。とはいえ,見本市にするような見るべきものがあるんだろうか?とどうもわたしは思ってしまうんだけど,見本市に参加する連中のはしゃぐ顔を観ていると,何か見所があったよう…。ただわたしにはそれらの顔が,つまり金儲けのネタがあって喜ぶビジネスマンの顔にしか見えなくて,それってまた金融工学とかいうやつ?と思うと,サブプライムとかデリバティブとかそういうのを産み出したやつか…連想し,またどっかで破綻するんじゃない?とか思う。
日本もどこかのイニシアチブとかで25%とかいうと,やっぱり排出権をどこかから買うのがほとんどになるわけで,そうなるとこの市場に参入するのは売り手じゃなくて,買い手ということになる。いいカモじゃない?…という気もするんだけど,イニシアチブを持っている人は,なにか日本浮上の妙案でもあるんだろうか?。
元々環境問題のはずなのに金融商品の様にされてしまった温暖化問題という意味で,どうもわたしはこの排出権取引というのを素直に妙案だとは思えない。それしか無いだろう?といわれると確かな反論がいえないところが苦しいところなんだけど。
あと,排出権のルールが例によってヨーロッパ主導で作れられているってところにも,ちょっと引っかかるものがある。彼らって,オリンピックとかF1とか観てると,ゲームが自分達に不利になったら強引にルールを変えてくるわけで…同じようなことにならないか心配。
温暖化とか環境問題って,一般市民レベルでは地球と人類の未来のために必要なことだと思うのだと思うのだけど,それを経済と権力にしてしまう人たちがいて,それが温暖化問題になってきてる。排出権は国家間の力の交換になるわけだから,それって覇権争いだよなぁと思う。
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