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働く理由を意識する

2012-03-08 16:39:18 | 時事
ワタミの社員が自殺したのが労災となった…って件は,ちょっとネットで話題になっていて,ワタミの社長は一時期TVとかで好意的に取り上げられていたけど,結局は社員に過酷な労働を強いる人だ…みたいな風潮になってます。ネットでの暴露話みたいのをみると月300時間の残業をしていた事もあるとかあって,凄いなぁと思ったし,しかもそれがサービス残業だったりしたというと,確かに法的に問題だと思う。

世にブラック企業の話は良く聞くのですが,幸運にも比較的大きな会社で働いているわたしは,会社がコンプライアンスを気にするあまり,そういう労働の例はほとんど縁がありません。むしろ夜遅くまで仕事をしたりすることの制限が多く,仕事したいのに出来ないのもちょっと不便だよなぁ…と思う始末ですが,まぁそういうのをなぁなぁにすると良くない…というのも分からないでもありません。

でも残業が良くないとか,サービス残業は悪だとか,休みの日や寝る間も惜しんで働くもの良くない…と一律に決めてしまうのも,場合によっては,頑張る機会を奪うこともあるような気がします。

簡単に言うと,やっぱり大事なのは,その人が,その仕事をどういう意味や狙いがあってやってるか?…なんだと思います。いい給料が欲しい…というのであれば,やはりサービス残業は本末転倒です。働いたのにお金もらえないのですから。給料より出世を狙うとか,会社から何かを学び取って,自己の財産(キャリアとか独立のキッカケ)にしたいのであれば,逆に,給料が少なくて労働時間が長くても,何かを得てる間は頑張ってみるんじゃないでしょうか?。でもその為に頑張るなら,やっぱり体を壊しては意味がないわけで,その塩梅はきちんと管理できないとおかしい。

例えていうとスポーツ選手は多かれ少なかれ,過酷な状態に自分を追い込む必要があるけど,それをブラックとは言わない。でも練習を怪我をするほどやったらやっぱり本末転倒と言わざるを得ない。

働く方もやっぱり自己防衛が必要で何のために働いていて,その場合どこまでやるべきかっていうのを常に考えるべきじゃないかな…と思います。給料が欲しくて働いているだけだけど,クビになったら次の仕事がないのが不安だから,ついサービス残業をしてしまう…っていうのかも知れないけど,やっぱりそれで体を壊したら,給料もなにもないのだし。

最後に自分の例を書くと,わたしの場合は個人的な興味と仕事がある程度一致してる場合は,やっぱり休み返上で働いていたし,研究をやってると個人的なキャリアもつくので,まぁある程度無理はしてましたよ。でも,今はそういう無理をする事自体が,職場が許さない(徹夜はできないし,仕事は持って帰れない)状況になってるから,若い人でそうしたい場合はどうすればいいのかね?…って気はするけど。
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