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嘘がいけない理由

2012-01-31 22:48:42 | ココロ
ネットで作り話を実話として話す…っていう話から,嘘をつくのがいけないか?…という話に発展。

それにたいし「「絶対にウソをつくことが許されない世界」というのは怖くないだろうか。」という問いかけがありました。子供がつく他愛もない嘘に対して,どの様に対処するか…って話。

わたしの考えでいうと,嘘をつくのがいけないのではなく,嘘をつくとリスクが生じる。そのリスクを乗り越えられるかどうか…なんだと思います。…なんて話を子供にしても理解できるにはだいぶ大人に近くなってからだろうけど…。

とりあえずは嘘をついたら叱るんだと思います。でも中には無邪気な嘘もあるでしょう。それを「嘘ついたなぁ~」と軽く叱るか,激しく叱るかは内容に依るのかもしれませんが,嘘をついて何事も無かったようにとか誉めるとかいうのは,なしなんだろうな…と思います。大変なことになる嘘と,たいしたことにならない嘘があることは,経験で学んでもらわないと仕方ありません。でも基本的には嘘をつくとバチ(リスク)があたるって事を伝えるのだと思います。

小学校の上学年くらいの時だったと思いますが,わたしはばれなければ嘘をついてもいいのでは?…と思ったことがあります。でも,ばれないように嘘をつくと,嘘をつき通さないといけないし,その嘘に対して,新たな嘘をつく必要が出ます。事実に基づいてないから,自分が何という嘘を言ったかも間違いやすい,そんなことを考えると,ウソをツキ通すのはかなりパワーがいるわけで,だんだんそんなことはやってられない,アホらし…と思うようになりました。

ばれなければいい…と思ってるって事は,嘘をつくことはいけないこと…という意識はまずあったということになりますが。

嘘をつくのはいけない…というのは簡単ですが,実際は社会に行けば嘘があるし,大人でも嘘をつきます。立場上嘘を言わなくてはいけない場合もあるでしょう。でもわたしは基本的にはなるべく嘘をつかないように,今でもしてます。仕事でもプライベートでも。それは上記の通り,嘘を突き通すのが大変だから。本当のことを話した方が楽だからです。

実際は仕事上の嘘というのは嘘じゃないけど本当でもない…という微妙なところが必要だったりするのですが,そういうのも面倒なので,素直に話せばいいじゃない…と思うことも多々あります。

でも一方で本当のことを何でも話すっていうのは勇気がいるんだろうな…とも思います。その辺は難しく,実際は嘘も言わない本当も言わない…と何も語らず…っていうところに落ち着くってケースが多いんだろうと思います。

ちなみに世の中には喋る度にいうことが違う人がいたり,まるっきり普通に嘘をつける人もいるみたいですが,そういう人がいることはわかるものの,わたしとは明らかに違うので,その辺の考え方は良くわかりません。凄いな…と思いますが…。
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