たろの日記ページ,gooブログ版

http://taro-r.sakura.ne.jp の分家です。一部内容が重複してます。

ホテルという様に一括りにする問題

2006-02-06 13:01:51 | 時事
ネットで見つけたSHUMAIさんという方の「東横イン不正改造で逆に思ったこと(上)」と「東横イン不正改造で逆に思ったこと(下)」という文章を読んで,ちょっとなるほどな…と思いました。

まぁわたしは東横インについてはあの記者会見につきると思ってるので,もしソフト(運用)面で身障者に対応していたとか,他のホテルも似たような状況だとか…そうだとしてもやっぱり東横インはまずかったと思います。まぁ他のホテルも身障者に来て欲しくない…っていうところあるんだろうなぁ…と。それって良くないことだとは思いますが,人の思いに制限はかけられませんから…。ただそういう思いを行動に移すことを制限かけるために批難される部分は必要なのでしょうが…。
リンク先を観て思ったのは日本ではホテルを開業しようとすると制限が多くて安い宿をつくることが不可能だという話。どうりで山谷とかを除くと安いホテル(というか宿)が無いわけですね。
これってどうなのかなぁ…と。かかれてるように東京にバックパッカーが止まる場所が山谷しかないというのもちょっとどうかと…。まぁ日本のホテルには星表記(格付け)がないことからわかる様に,どうもホテルに一様のサービスを要求するし,違っていてもそれをうまく利用者に見せることが出来ないと…。
難しいのは,じゃぁ安かろう悪かろうっていうホテルをつくったときに,そこを身障者が利用するのを制限することができるか?…ということ。この辺ってホテルの格付けがあるヨーロッパはどうなってるんでしょう?。あっちは身障者に対する意識も高いと思うけど…。実際は「不便で良いなら使ってください」って感じなんですかね?。
いずれにせよ設備だけでなくて運用で対応するっていうのもありな気がします。ただ決め事をしないときちんとやらないのも人間であり,そのために設備の方で何とかしよう…というのが決める側(行政)が出来ることなんでしょう。
ただ以前から思ってるのは本来のホテル…っていうのは,寝るところだけじゃなくてサービスを提供するところです。しかし実際は寝るところだけを提供するところも混在してます。それをシティホテルとビジネスホテル…というので分けてるのかも知れませんが,この線引きも曖昧な気がします。それにビジネスホテルでもサービスを提供してるところと,そうじゃないところがあります。その辺の違いを今ユーザは値段でしか判断出来ません。でも値段とサービスが必ずしも一致するわけじゃないのでサービスの割に安いホテルを探すと…。
どうもこの辺で混乱が来てる気も…。本当はホテルとそういう安宿って分けるようなことも必要な気がします。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スポーツ倫理学講義(川谷茂樹著) | トップ | 電気用品安全法 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

時事」カテゴリの最新記事