たろの日記ページ,gooブログ版

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がんと野菜と筑紫哲也

2007-11-28 19:08:34 | 医療・福祉
ネットで見つけた文章…。
がん予防に「野菜の効果」は限定的というやつ…。
へー…っていう感じ。これ読んで「じゃぁ野菜は食べなくてもいいや」とかいう人が出てくるのでしょうか?。一方で肥満が癌によくない…という結果。肥満は今癌に限らずいろんな病気の元といわれてますから,時流と合いますね。なんか政治的な臭いもするなぁ…とかちょっと思ったりも:-p。
もっとも,野菜を食べたら太りにくいから意味があるみたいなことも書かれていて,じゃぁ今まで野菜がいいといわれていたのは,太りにくいからで,太らないのであれば,野菜を食べなくて肉ばかり食べていてもいいって事ですか?……とか思ったりしますが,そうでも無いでしょう。
というか癌をひとつの原因に集約することに無理があると思います。そもそも消化器系の癌はお通じとかをよくすることで予防にもなるんじゃないの?…だったらやっぱり繊維系の野菜も意味があると思う。先日に聞きにいった講演だと癌を「生活習慣病」といってました。あるものを食べたらなったり,ならなかったりするものというより,長年の生活の中で出てくるもので,過剰に太ったり,内臓に負担がかかる食べ物とか,そういうのを続けているとリスクが上がるって事の様に思います。
何がよくないというのはいいけど,それを食べたらならないというような考えを助長するのは良く無いように思います。
もうひとつ…癌関係でいうと…
筑紫哲也さんのコメントが載ってました。
なんと言うか…ちょっとあきれた…。文章の方が悪いのかもしれませんが,いまひとつ意味不明です。タバコが原因じゃない…といってる筑紫氏に,酒飲みが「酒は体にいい」といってる理屈と同じようなものを感じたり…,でもタバコ止めたんでしょ?とか思ったり,ここでも西洋批判をするのかよ…とか思ったり…。
まぁ病人としては普通の人間だからいろいろ思うことはあるのだろなぁとは思いますが,一応TVとかに出ていろいろ発言力がある人間なのだから,変なミームを撒かないで欲しいなぁ…と思いました。
まぁでもいまさらタバコ止めたからってなにかリスクが変わるかというと良くわかりません。深刻な生活習慣病って,ある意味これまでの人生を否定されるわけですから,素直には認めたくないというのもわかりますが…。わたしも20年間酒を浴びるように飲んだ人生…,違っていたら病気にならなかったのか,すでに体には変容した細胞が他にもたくさんいるんだろうか?とか思ったりもしますから…。
でも上に書いたとおり,そんなひとつのことで決まるわけでもないので,酒とかタバコだけを悪者にしてもしょうがないのも事実ですけど…。
コメント
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