たろの日記ページ,gooブログ版

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メガネの位置付けと顔へのアイデンティティー

2007-11-14 16:18:50 | ココロ
昨夜,NHKのニュースを見ていたら,コンタクトレンズの話をやってました。
なんか新聞的にはコンタクトレンズ診療所、近く一斉指導・監査というのが大きなニュースのようですが,なぜかTVは角膜潰瘍が増えてるという話でした。このニュース自体は今日新たにわかった話でも無いかと思うんだけど…なんだったんでしょう?。
というわけで,コンタクトユーザが増えてるということなのかもしれませんが,一方最近メガネユーザが増えてるなぁ…とも思います。うちの職場にも目が悪く無いのに伊達めがねしてる若い人とかいます。そういえばTVとか観ていても,ドラマとかアニメでメガネをかけている主人公…というかヒーローとかもいます。
昔はメガネをかけているというと,インテリとかクールとかがり勉とか気弱とか…そういう属性だった気がします…。もっともそういう属性の人が主人公をやる様になってるともいえます。昔は主人公というと熱血だったのですが,今の時代熱血のキャラにシンパシーや憧れを感じる人…ってそんなにいないだろうなぁ…とも思うので。
まぁ現実,目が悪い人が多いので,メガネをかけている人をバカにしていたらやっていけないのかもしれません。メガネは顔の印象を変えるので,ある意味変身に使える…自己イメージを作りやすいということで,めがねをしない人もある意味憧れがあり,それでネガティブなイメージがなくなった今,伊達をする人が増えてるのかもしれません。またコンタクトもカラーをする人も増えていて,これも視力補強というよりは,変身のためだったりもします。
というわけで,メガネにせよコンタクトにせよ積極的に自分の顔を作るという風に使われている気がします。男性にとっては化粧より敷居が低いのかもしれません。先月くらいに岡田斗司夫氏がラジオで現代人は顔をその人となりの判断材料にしているという話をしてました。昔は家柄,ちょっと前まではお金とかが大きかったのですが,そういうのがどんどん崩壊して不確かなものになった今,顔しか信じられなくなっているみたいな話でした。顔もプチ整形とかである程度自由にいじられる様になっているので,ある意味,その人の裕福さとか価値観とかも表層化してるともいえます。「見た目が…」という本も増えているようです。人を見た目で判断することに対するネガティブ性は下がっている気がします。
目の周りというのは人間が一番敏感に反応するところですから,目とかメガネとかに気を使うのは当然といえば当然です。…まぁそうなんですが,そういう時代なんだなぁ…と思いました。
コメント
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