極東ブログさんが「フェロモン研究は何のためにやってるんだ?」とおっしゃってる件に関して…。
わたしは自身が研究者なので,「研究なんて純粋に知りたいという理由でもやるし,結果が出そう(論文が書けそう)な分野であれば,飛び付く研究者もいるでしょ」とか身もふたもない回答をしそうですが…。ちなみに「研究費」は社会的に注目されている分野ほどたくさんもらえるので,もちろん社会背景と選択テーマは密接に関係してます。ただ,興味で研究,発表する人もいるでしょう…ってことです。
とはいえ,わたしは音の研究に絡んでいて,音が人間の気分とかにどう影響するか?ということに興味がある(とはいえ,音と感情を絡めた研究は一般性が高い結果はなかなか出てない)ので,上記の研究を見て,「音なんかよりフェロモンの研究をした方が,人の感情に何が左右するかを直接調べられるなぁ」と思いました。フェロモンで男性が興奮するならそれはそれでおもしろいと。人間の感情を脳内物質で説明して,ある種「意味から切り放そう」という試みは,ちょっと最近は減りましたが,2,3年前は普通のTVとかでも取り上げられていた気がします。ある種心療内科が取り扱うような問題に役に立つのかも知れません。フェロモンというと性欲を発想しがちですが,性欲って結局のところいろんな感情に結びがちなので,うまく扱えれば,それなりに効果はあるかと…。
ただ,だいたいにおいて人間の感情に直接左右するような物質は規制の対象になるわけで,それがたとえ人間発でも抽出したりとかで機能を強化されたりすると,やっぱりだめなんだろうなぁ…とかとも思います。
わたしは自身が研究者なので,「研究なんて純粋に知りたいという理由でもやるし,結果が出そう(論文が書けそう)な分野であれば,飛び付く研究者もいるでしょ」とか身もふたもない回答をしそうですが…。ちなみに「研究費」は社会的に注目されている分野ほどたくさんもらえるので,もちろん社会背景と選択テーマは密接に関係してます。ただ,興味で研究,発表する人もいるでしょう…ってことです。
とはいえ,わたしは音の研究に絡んでいて,音が人間の気分とかにどう影響するか?ということに興味がある(とはいえ,音と感情を絡めた研究は一般性が高い結果はなかなか出てない)ので,上記の研究を見て,「音なんかよりフェロモンの研究をした方が,人の感情に何が左右するかを直接調べられるなぁ」と思いました。フェロモンで男性が興奮するならそれはそれでおもしろいと。人間の感情を脳内物質で説明して,ある種「意味から切り放そう」という試みは,ちょっと最近は減りましたが,2,3年前は普通のTVとかでも取り上げられていた気がします。ある種心療内科が取り扱うような問題に役に立つのかも知れません。フェロモンというと性欲を発想しがちですが,性欲って結局のところいろんな感情に結びがちなので,うまく扱えれば,それなりに効果はあるかと…。
ただ,だいたいにおいて人間の感情に直接左右するような物質は規制の対象になるわけで,それがたとえ人間発でも抽出したりとかで機能を強化されたりすると,やっぱりだめなんだろうなぁ…とかとも思います。