奈良吉野桜上りは こちら
吉野桜下り
見分神社(みくまりじんじゃ)をお参りした後、また花矢倉に戻ってきました。
最初に訪れた金峯山寺の大屋根が、ず~っと遠くに見えます。
あそこから、ここまで歩いてきたんや。。とそれもちょっと感激。
上千本の桜はまだ3分咲き、でも、下に見える中千本や下千本の桜はぱ~っと満開。
標高差でこんなにも桜の開花に違いが出るんですね~。
桜の木の下で、お弁当を広げる人もいっぱい。
いいな~って、横目でちらちらって見ながら、どんどん降りていきました。
帰り道は、やっぱりらくちんですね。でも、膝はちょっとがくがくくるかな~。
疲れたので、茶店でお茶を買って休憩です。
この頃になると、観光客の数もどんどん増えてきました。
桜だけではなく、ミツバツツジの鮮やかなピンクや椿の赤い花も可愛い~。
こちらの茶店も、なかなか雰囲気があっていいですよね~。
「ね。。休憩する?」って言ったけど、
「さっき休憩したばっかりやろ。。」って主人。
確かに。。
でも、しまったな。。さっき、休憩しなかったら、ここで休憩できたのにねえ。
途中、たくさんの人の流れが吸い込まれていく場所がありました。
なんだろう。。と思って付いていってみました。
竹林院群芳園
豊富秀吉が吉野で花見をした際、千利休が築造したというお庭が
見れる竹林院群芳園でした。
こちらは由緒あるお宿のようですが、お庭を見せてもらえます。(有料)
竹林院の庭園は、大和三名園の一つと聞いて入ってみることにしました。
なんというか、さすがに綺麗~と感動のお庭でした。
吉野山の桜が自然の中にそのままに咲く野生の桜とすれば、
こちらの桜は、美を計算され尽くしたお庭の中に咲く、
庭園を構成する見事なしだれ桜。
ベンチに腰掛けながら見る庭園のしだれ桜、いや、ほんと綺麗~。
少し小高くなっている丘の上まで昇って、また、戻ってきました。
反対側から見るお庭も綺麗ですね~。
千利休が考え抜いた作庭というのが、伝わってくるような素敵なお庭でした。
芳雲館
さて、お腹も空いてきて、いよいよお昼御飯です。
こちらも吉野のお宿なのですが、お昼御飯だけもOK。
なんと、ここでは、吉野の山々の桜を見ながらお食事ができました。
この景色を見ながらのビールは格別。。
いや~、頑張って歩いた甲斐があります。
こちらでは、日帰りの露天風呂にも入れるそう。
この桜を見ながらのお風呂なんて、すごいですよね。
お土産屋さん
下千本の道中には、ずらっとお土産屋さんが並んでいます。
奈良漬に、葛饅頭、桜ようかん、それに今日の思い出のグッズやお土産を買って、
筍のてんぷらをかじりながら歩いていきます。
七曲り
帰りのロープウェーはさすがに長い行列ができていました。
でも、帰りは元々歩いて帰るつもりだったので、七曲りを降りていきます。
3つ目の絶景ポイント、くねくねと曲がる七曲り坂から見る桜もとっても綺麗です。
桜の花々は、本当に人の心を癒してくれますね~。
被災地の東北でも、いつもの年と同じように桜の花が咲き始めたよう。。
満開のピンク色の桜の花が、被災地の方々の心を癒し、
明日に繋がる元気と勇気を与えてくれたらいいな~と思いつつ、
最後の力を振り絞って、吉野駅まで歩いていきました。
吉野駅
朝、京都駅で、4時5分吉野発の帰りの特急切符を買っていました。
長すぎるかな~って思っていましたが、ゆっくりと散策できたし
ちょうどいい位でしたよ。
吉野駅では、特急券は売り切れましたのアナウンスが。。
前もって切符を買っておいたのは大正解でしたね。
電車の中で、お茶を飲みながら、さっき買った葛饅頭を早速。
美味しいね~。
京都駅 Berry cafe
そして、特急の中で寝ていたら、あっという間に、もう京都駅。
ちょっと疲れたね~と、ふと見るとベリーカフェが。。
以前から、このすっごく美味しそうなタルトのディスプレイが気になっていました。
頑張って歩いたご褒美にと、あまおうののタルトを
二人で半分わっこで食べることに。
このあまおうのタルト、いちごがとっても甘くて美味しかったけど、
1個950円とちょっとびっくりのお値段でした。。
お土産・御朱印
本日の記念のグッズと主人がもらってきた御朱印です。
この、萬松堂の桜ようかん、塩漬けの桜の花びらが入っていて
ほのかな桜の香りと、優しい甘さ、とっても美味しかったです。
お薦めの桜ようかんですよ~。
さて、念願の桜の吉野、ちょっとした小旅行みたいで、とても楽しかった~。
吉野は、土、日は車で来ることはできませんが、
桜のシーズンでも平日なら車の乗り入れができると知り、
来年は、母も誘って車で来て、
あの露天風呂からのお花見がしたいな~なんて、ひそかに思っています。
明日から2泊3日で、母と3人 岡山の方へ旅行に行ってきます。
久しぶりの旅行、母も楽しみにしている様子。
では、行ってきます~。