4月14日(木)
奈良 吉野
主人が、平日にお休みが取れたという事で「吉野の桜を見に行こう。」
去年、私が、吉野の桜見たいな~と、言っていたのを覚えていてくれたみたいです。
初めは、車で行く事を考えていた主人、でも。。
渋滞したらと考えて、近鉄特急で行くことになりました。
京都駅から、樫原神宮前で吉野に連絡です。
朝7時40分発の特急に乗って、9時20分ごろには吉野到着でした。
下千本
千本桜で有名な奈良県の吉野山、4月上旬から下旬にかけて
下千本、中千本、上千本、奥千本へと、3万本ものシロヤマザクラが
下から順番に咲き上がり、山々をピンク色に染めていきます。
昨年、テレビで見て以来念願の吉野桜、
開花情報では、今は下千本、中千本が満開とか。。楽しみです。
すごい人!かと思ったら、まだ時間が早かったせいか。。結構空いていました。
いつもいっぱいの人が並んでいてなかなか乗れないというロープウェーにも
さっと乗れましたよ。
下千本の桜を上から一望でき、うゎ~きれいと、まずはここで歓声です。
3分ほどで、ロープウェーの吉野山駅到着。
吉野山というので、自然の中の山歩きかと思っていたのですが、
いやいや、色々なお店がずらっと並んでいて、すごい観光地でした。
金峯山寺(きんぷせんじ)蔵王堂
吉野山の尾根上にある世界遺産の金峯山寺は、吉野の桜の全てをご神木とするお寺。
まずは、ここにお参りして、御朱印も貰いました。
境内の桜も、満開ですよ~。
さて、次は、後醍醐天皇や豊富秀吉、源義経、弁慶、静御前などのゆかりの地
吉水神社へ行ってみます。
一目千本
吉水神社に入る手前に、「一目千本」があります。
ここからの眺めはとても有名で、かつて、豊臣秀吉も感動して、
「絶景じゃ~!絶景じゃ~!」と、子供のようにはしゃいだという
逸話の残る場所です。
満開に咲くピンクの シロヤマサクラと、緑の木々。。
確かに、絶景じゃ~と叫んだ豊富秀吉の気持ちもわかる気がします。
吉水神社(よしみずじんじゃ)
そして、吉水神社境内へ。
吉水神社は、後醍醐天皇を祭神とする神社、その昔追ってに追われた
源義経が弁慶や静御前と共に身を潜めていたとか。。
後醍醐天皇玉座 秀吉花見の本陣 弁慶の力釘
。。などの重要文化財や、遺跡もあって、へぇ~。。
そして、次は、中千本へと歩いていきます。
中千本
青い空、暖かい春の日、歩いて汗ばんだ肌に吹く風も気持ちよく、
どんどん歩いて、中千本へ到着。
中千本へは、吉野駅からバスも出ているので、足腰の弱い方でも、
お花見ができるようですよ。
中千本の桜も満開。。
中千本公園
中千本には、中千本公園があり(といっても、芝生といくつかの木製のテーブルがあるだけですが)
みなさん、そこで、お茶を飲んだり、お弁当を広げたり、寝転がったり。。
私達も桜を見ながら、テーブルに座って、飴ちゃんを。
飴しか持ってきてなかったんですよね。
ここで、おにぎりを食べたら、美味しかっただろうな~なんて思いつつ
見上げる桜です。
中千本からは、ロープウェーやバスで奥千本へも行けるようですが
奥千本は、まだまだ桜が咲いていないということで、
上千本目指して歩き続けることにしました。
上千本
くねくね道をどんどん歩き続ける事、30分くらい。
いよいよ、上千本へやってきました。
疲れた~、とふと見ると、さくらソフトクリームの看板が。。
これは、絶対に食べないとね。
きれいなピンク色、ほのかに香るさくらの匂いのソフトクリーム。
美味しい~、疲れがすっと引いていく感じです。
花矢倉展望
吉野の桜で有名な眺望場所は、下千本の七曲り、吉水神社の一目千本、
上千本の花矢倉だそうです。
その一つの花矢倉にやってきました。
花矢倉からの眺望は。。
深い緑色の山々のあいだの山肌を、シロヤマサクラがピンク色に染める素晴らしいものでした。
頑張って歩いてきた甲斐あり!
これで一目千本と花矢倉はクリアー、下千本の七曲りは帰り道で挑戦するつもりです。
上千本の桜は、まだまだ蕾でしたが、もう少ししたらここも満開になるのでしょうね。
水分神社(みくまりじんじゃ)
最後に行ったのは、吉野上千本の水分神社。
しだれ桜が満開で、とても綺麗~。
この神社は、子授けの神として信仰を集めていると聞き、
いつの日か、私達にも孫ができ、命のリレーが続いてくれればいいな~と、
二人で手を合わせてきました。
さて、ここからは、中千本、下千本、吉野駅と歩いて下っていきます。
さぁ、頑張るぞ~。
奈良吉野の桜下り 竹林院・芳雲館へ続きます。