京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

竹茂楼披露宴3 One Love と、ただありがとう

2011-04-03 00:00:01 | 家族

         2月26日(土)

           次男結婚式・竹茂楼衣装着替え 

           次男結婚式・下鴨神社 

           竹茂楼結婚披露宴1 色打ち掛け入場

           竹茂楼結婚披露宴2 ウェディングドレス入場

 

同僚さん達の歌と踊り

さて、心に沁み入るバイオリン演奏の後は、次男の職場同僚達による
歌と踊りの余興でしした。

4人の、同僚さん達が舞台に出てきて、

「せっかくだから、新郎新婦も前で見てくださ~い。」と、二人を前に呼びました。

近くまで寄ってきた二人ですが、あれあれ。。。

そのまま次男は、同僚さん達といっしょに舞台の上に登ってしまいました。

ええ。。。新郎も踊るんか~。。いや、新郎が歌うんやで。。

なんて、会場もざわざわ、ざわめいています。


実は、これ、次男の、新婦に対するサプライズだったのです。

同僚の研修医仲間に頼んで、仕事が終わった夜中の1時や2時に
病院の食堂で、踊りの振り付けの練習をしてもらっていたとか。。

 

結婚式当日の朝も、新婦が花嫁衣装を着ている待ち時間の間に、
次男は一人で歌と踊りの練習をしていたらしく、

その現場を主人と長男が見つけて、長男はその様子もビデオに収めていました。

さてさて、それほど気合いを入れて頑張った成果はいかに。。

新婦に送る歌のプレゼント、嵐の「ONE LOVE」の始まりです。 

 

 あんまりいっしょに練習する時間がなくて。。なんて言っていた次男ですが、

 

いやいや、どうしてどうして、
みんな、ぴたっと動きがあっていて、決まってますよ~。なかなかやるね~。

  
間奏の間の踊りも、みんな完璧に近い感じで覚えていてすごい

皆の大きな手拍子や歓声の中、会場は笑い声で包まれて、大盛り上がりです。

いっしょに聞いていた主人の兄も

いや~、これ、めちゃめちゃ面白いな~、やるな~、
と、涙を流しながら大うけ。

 

実は、最後の最後にちょっと間違ってしまった次男でしたが、
却ってそれが、みんなの笑いを誘って。。。これも御愛嬌かな。

そして、歌が終わったとは、

100年先とは言えませんが、一生よろしくお願いします。。

次男は、新婦に花束のプレゼント。

 会場全体が温かい拍手で包まれ、花束を受け取る新婦。

その後、新婦の目には、涙がいっぱい溢れていました。

 

新婦の手紙・二人からのプレゼント

MONKEY MAJIKのただ、ありがとうの音楽が鳴る中

新婦が、長い間お世話になったお母さんへ
手紙を読み始めました。

朝起きると温かい朝御飯があって、お昼ご飯用に美味しいお弁当が
当たり前のように用意されていました。。。 

お母さんへの心を込めた感謝の言葉が、涙でとぎれとぎれに。。

それでも、頑張って最後までちゃんと読めましたよ。えらかったね。


それぞれの母へ

そして、二人から、それぞれの母へ手渡された物は、
自分達が生まれた時と同じ体重のクマのぬいぐるみでした。

新郎は、3236グラムの元気な男の子。
双子として生まれた新婦は、2450グラムの可愛い女の子。

流れ出したMONKEY MAJIKの、ただ、ありがとうの曲に
熱い思いが溢れだしてきました。

ぬいぐるみは、思った以上に重くて。。
こんなに重たかったかな~なんて思いながら、抱いていた私。 


次男が小さかったころの頃の事や、
親子4人で暮らしていた昔昔の事が思い出されます。。


主人の挨拶

主人の挨拶は、中高大学の12年間、次男の野球の応援
続けてこれたことへの感謝の気持ちから始まりました。

親が試合を見に来る事を、一度も嫌がらず、恥ずかしがらず
受け入れてくれたおかげで、私達は、次男とともに
本当に楽しい時間を共有することができました。


 

 野球の応援を通して、私達も、もう一度、青春の時を
味わう事ができたのです。本当に素晴らしい時間と思い出をありがとう。


新郎の手紙・挨拶

最後の新郎の挨拶になりましたが、

その前にちょっと。。と、
次男は、なんと、私達宛の手紙を取り出して、読んでくれました。

新郎からの手紙があるなんて、私達は、まったく知らなくてびっくり。

そのぬいぐるみと同じ重さだった自分が、ここまで大きくなれたのは
あなたのおかげです。。。 

 

思いがけない展開に、私は大泣きするのをこらえるのに必死。
後で聞いたら、主人もそうだったんですって。。

本当は、もっともっと素敵な言葉がいっぱいあるのですが、
それは、私と主人の胸の中に、宝物としてしまっておこうかな。

本当に嬉しかったです。ありがとう、本当にありがとう~。 

 

そして、最後に、本日列席して下さった方々へ、次男から、感謝の言葉です。

 

列席者の温かく大きな拍手に包まれ、二人の結婚披露宴はお開きに。

 

会場を去られる人達を見送りながら、
これからも、この二人を温かく応援してやって下さいという思いでいっぱいの私でした。

 

披露宴が終わって

披露宴が終わり、竹茂楼の玄関で、友達や親戚の方々と写真を撮った後
ほっとする二人です。 

 
よかったね。すっごく素敵な結婚式と披露宴だったよ。


 二人も、大役が終わって、すっごく晴れやかな笑顔。
でも、まだ、これから二人には2次会が残っています。

 
2次会・リビングバー京都へ

2次会の会場は、京都大丸横のリビングバー京都さん。

こちらでは、たくさんの友達が二人の登場を待っています。
ウェディングドレスとタキシードの二人は車へ。

花嫁さんの頭には、可愛いティアラがきらきら輝いています。

 さぁ、いよいよ、2次会へ出発。



 おめでとう~。本当に今日はよかったね。二人で、幸せになるんだよ。

 

 

さて、2月26日の結婚式・披露宴の日の事を5回に分けてのせてきました。

こんなに大きな災害が起こっている時に。。という思いはいつもありました。
申し訳ない。。という思いも常に感じていました。

途中で、やっぱり辞めようかな。。と思ったことも何回もありました。

でも、次男達二人にとって、人生に一度の宝物の瞬間であり、
私にとっても大切な大切な思い出である、

二人の結婚式と、二人の思いのいっぱい詰まった披露宴。

忘れないうちにと記録に残す事にしたのです。
アップしようかどうしようかと、迷いながら書いているうちに
却って、どんどん記事が長くなってしまい。。

もしも、心ない。。と思われる方がおられたとしたら、本当にごめんなさい。

 

二人が新婚旅行から帰ってきた二日後に、大震災が起こりました。
二人には、こうしてみんなに集まって頂き、祝って頂いた以上、
どんな事も二人で乗り越え、いつまでも仲の良い夫婦であり続けてほしいと
願っています。

 そして。。

最後まで読んで頂いた方々、本当にありがとうございました。

 

まだまだ時間はかかるでしょうが、被災地が復興して
人々に笑顔が戻る日が、少しでも早く来ますように。

 

 

 

 

 

 

 

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