京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

養老と美濃の旅6 美濃うだつの町あかりアート館

2019-06-22 00:22:22 |  国内旅行

2020年オリンピック、開会式と閉会式
ID登録して、抽選に申し込んでいました。

20日の朝、8時半頃にチェックしようとしたら、
なんと、アクセスが99万人以上待ち。。

その日は、母の京大病院診察の日だったので、
母を京大に連れて行って、検尿や採決の検査待ち時間に、
ようやくマイチケットにアクセスする事ができました。
アクセスできるまでにかかった時間はほぼ1時間半。

マイチケットには。。

誠に残念ながらお席を用意する事はできませんでした。

開会式・・落選
閉会式・・落選と書いてありました。

でも、実は、その前、9時半ごろにメールが来ていて
だめだったことは分かっていたのです。
でも、自分でチェックしないと納得できないと思って。。

実際に落選と書いてあるのをみて、やっぱりな~。。
すごい確率で、宝くじに当たるような物、
そう甘くはないですよね。。

ま、記念受験じゃないけど、記念抽選できただけよかった。。

大きなテレビで、涼しいところで見た方がきっといいわと、
今はちょっと強がっています。
でも、やっぱり残念。。


養老と美濃の旅5 美濃 うだつの街・旧今井家の続きです。

5月4日

美濃和紙あかりアート館

旧今井家の説明をゆっくり聞いてしまい、
時刻は、4時15分を過ぎてしまっています。

しまった。。美濃和紙あかりアート館は4時半までだった。。
大急ぎで、美濃和紙あかりアート館へ。

昭和16年頃、美濃町産業会館として建てられたこの建物は、
美濃市で現存する最大の近代木造建築物。

水平線を強調した外観に特徴があり、
昭和初期の姿を残す貴重な建造物として、
国の登録有形文化財に指定されているそうですよ。

さて、もうダメかな~と思って飛び込んだ美濃和紙あかりアート館。

もう、だめですか。。と聞いたら、
お店を閉めるまで見てもらっていいですよ。お二階へどうぞ。
と、優しく言って頂きました。

ありがとうございます~。よかった。

2階展示室

2階には、伝統の美濃和紙を使ったあかりアート作品が
展示されていました。

美濃和紙を使った独創的なあかりアート作品が並んでいます。
綺麗。。 

一つ一つゆっくり見る時間はなかったけど、
あかりアートの優しい光に癒される感じでした。

 

毎年10月に、うだつの町で、美濃和紙あかりアート展が
開催されるそうで、

その時に、これらのあかりアート作品が家々の前に
飾られるようです。

その時の町の様子が大きなパネルで紹介されていました。 

うわ~、幻想的で素敵。。

秋の夜のうだつの町、見にいってみたいですよね~。
きっと、異次元空間に行ったような不思議な気持ちになるのでしょうね。

ありがとうございました。

階段を降りて1階へ。

1階はミュージアムショップです。
素適な和紙のあかりアートグッズが売られていました。 

ふと見ると、受付に4時15分までにお入りくださいと
書いてあります。

4時15分はとっくに過ぎていたのに、
いいですよ~と言って頂いて、ほんと感謝です。

ちょうど店終いの時間に、私達もあかりアート館を出ることに。
見せて頂けて本当に嬉しかった~。
ありがとうございました。

 

うだつの町・地元の方に

さて、あかりアート館を出てもう少しうだつの町を歩いてみる事に
した私達。

うだつとは、屋根の両端を一段高くしたものだそうですが。。

あれがうだつかなと思って、道行く年配の女性に、

地元の方ですか?少しお聞きしてもいいですか?と声をかけてみました。

そしたら、うだつの事をとても丁寧に教えて下さいました。

 “うだつ”とは、屋根の両端に作られた一段高い防火壁のことなのだそうです。

 江戸時代、火事の類焼を防ぐために造られたものですが、
当時の豪商たちは富を競い合って、より立派な“うだつ”をあげたそうです。

立派なうだつがあがる家は、出世したお金持ちの家という意味合いが あったそう。

裕福な家しか「うだつ」をあげることができなかったので、
庶民から「うちはうだつが上がらない」という言葉が出て、

それが、うだつがあがらない(出世ができない、お金に恵まれない)
という言葉の語源になったそうです。

地元の方に、分かりやすく教えてもらって、
なるほど~と納得。 さすがによくご存じ、ありがとうございます。

どこから来られたんですか?京都からなんです。。なんて、
その後も、少し楽しいお話をして、お別れ。。
これが本当の一期一会ですよね。

旅の途中の、こういう地元の方とのふれあいは楽しく、
温かい思い出が心に残りました。


杉原千畝が。。

うだつのあがる町で、びっくりする掲示板を見つけました。 

杉原千畝さんは美濃市の教泉寺で生まれました。。
と、書いてあるのです。

杉原千畝さんは、第二次世界大戦中多くのユダヤ人難民を救った
「命のビザ」で知られる外交官です。

杉原千畝さんは、美濃加茂市の八百津町で生まれたと
されているのですが、
実は美濃市の教泉寺で生まれたと書いてあります。     

え~え、本当。

八百津町は八百津町で杉原千畝生誕の地はこちらと言ってるみたいで、

え~。。どっちが本当なのでしょうね。。


リトアニアに行った時、杉原千畝館を訪ねています。
バルト3国10 リトアニア・杉原千畝旧日本領事館

 

うだつの町散策

さて、もう少しうだつの町の散策を。
和紙の町だけあって、美濃和紙のお店もたくさん。 

 こちらは美濃観光協会の番屋さん。 

 店内は、美濃和紙グッズがいっぱいですよ~。

レターセットやポチ袋も可愛くて。
どれを買おうかなって悩んでしまいました。 

最中アイスを買ってちょっと休憩。
美味しいね~。

ここにも屋根の上にうだつが。。

元々は火事の際に燃え移るのを防ぐ防火壁っておっしゃってましたよね。
山深い美濃の町は、水が少なく火災に弱かった。
しかも、扱っているのが和紙ですからね。。
そりゃ、火事は怖いですよね。

 

うだつがあれば、炎が横に広がるのを押さえられたようで、
隣への延焼が防ぐのに役立ったみたいです。
それにしてもりっぱなうだつ。。
きっとお金持ちだったんだろうなぁ。。 

 

 お洒落なレストランがあったり、

 酒屋さん、 

 

 和菓子屋さん、 

 風情のあるお店がいっぱいです。

ポケットパークと呼ばれる広場では、色々なイベントが
開かれるようですが、今はこんな可愛い人形が並んでいました。

 真ん中のうだつくんは、頭にうだつを乗せています。 

これって、皆、美濃和紙でできているのかな。。可愛いですね。

 

さて、歩き疲れたのでそろそろホテルに戻りましょうか。


 養老と美濃の旅7 町家ホテルbaisonへ続きます。 

 

つもご訪問ありがとうございます。    

主人や家族と行った海外旅行や国内旅行の思い出を

 忘れない様に残しておきたいと記録に綴っています。

 また、これから行かれる方の参考に

少しでもなったらいいかなとも。。 

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ありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。 


養老と美濃の旅1 お墓参りと養老公園

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2 コメント

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Unknown (小梅)
2019-06-23 23:11:21
オリンピックの抽選、かなりハードルが高いですね。
残念だったけど 大きなテレビで涼しいとこで見るのも
気楽でいいものですよね~(^^)v
何故か私も ちょっぴり強がってしまいました(^-^)

美濃和紙あかりアート館、綺麗ですね、優しい光に癒される感じとは おっしゃる通りですね。
和紙には癒しの効果もあるのかなぁ。
秋のうだつの町、とっても綺麗。異次元空間とは まさに
これですね(^-^)

あかりのアート館の方も地元の方も とても親切ですね。
旅先での一期一会の出会い、温かい気持ちになりますね。

杉原千畝さん、たんぽぽさんのバルト3国の旅行記で詳しく知った方です。
それにしても どちらが本当の生誕の地がわからないけど
再び日本でも杉原千畝さんに触れられて なんだか嬉しい感じがします。

和紙製品、可愛いし上品だし私も大好きなのです(^-^)
見てるだけでも癒されますね。

水の少ない土地で和紙が栄えていると言うのみも初めて知りました。
そこで うだつの町になるのでしょうね、
返信する
小梅さんへ (たんぽぽ)
2019-06-25 23:40:50
オリンピック開会式の当選確率は、0.7%7だったそうです。
そりゃ、無理ですよね。
何でもいいので一度生で見たい気もするし
暑くてまいりそうな気もするし。。(^^;)

美濃和紙あかりアート館、本当は時間切れだったのに、入れてもらえました。
無料の日だったからかもしれませんね。

あかりのアート館の方も地元の方も とても親切で、。
いい思い出ができました。

うだつが上がらないって。。そんな語源があったんですね。
今まで知らなかったです。
うだつの町、風情のある素敵な町でしたよ。(*^^)v
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