京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

養老と美濃の旅5 美濃 うだつの街・旧今井家

2019-06-18 00:10:00 |  国内旅行

養老と美濃の旅4 朝の養老の滝・美濃焼祭りの続きです。

5月4日

美濃うだつの街へ

美濃焼祭り会場を後にして、次は美濃のうだつの街に向かいます。
10連休中だというのに高速はなぜかガラガラ。
美濃加茂で高速を降りで、美濃市街地へ行きました。 

 真っ青な空。真夏のようないいお天気です。
でも、このせいで暑すぎて、美濃焼祭りには長時間いられなかったんだけど。。
 

うだつの街美濃市

本日のお宿のあるうだつの街美濃市までやってきました。 
うだつの上がる町並みと書いてありますね。

ホテルでチェックイン

本日泊まるホテルは、このうだつの町の真ん中にある
町家ホテルbaisonです。

まずはホテルの駐車場に車を停めて、
2階のラウンジでチェックイン。


 

 珈琲と紅茶を頂きます。

本日は、旧今井家や美濃和紙あかりアート館が無料で見られますよ。
でも、最終が4時半までなんですとホテルの方。

只今の時刻は3時45分。
だったら、お部屋へ行くのを後にして、
まずは街へ繰り出そうということになりました。

ホテルは、レトロで素敵。
ホテルの事は、次にまとめて書いてみますね。  

うだつの町の散策

4時半までに旧今井家や美濃和紙あかりアート館の
両方に行こうとやってきたうだつの町の通り。

なんだか可愛いお人形が見えますね。

映画のロケ地になりそうな、古い町並みです。
ちょっと時を飛び越えてしまったみたいで素敵。

美濃市街地には江戸時代中期から明治初期の
「うだつ」の上がる家を中心とした 古い町並みが保存されているそうです。 

時々観光客の方とすれ違うけど、静かで落ち着いた佇まい。
ほんと、時代劇に出てくるような商家が並んでいていい感じです。

旧今井家住宅

とりあえずはという事で、旧今井家住宅にやって来ました。
美濃で一番古い和紙問屋で、市指定文化財になっています。

 

住宅は、江戸時代中期に建てられ、
間口12間(約22メートル)、奥行8間(約14.5メートル)、
建坪96坪(316.8平方メートル)もあるそうですよ。

当時は建物の間口に合わせて税金が徴収されていたので、
京都の間口が狭いうなぎの寝床のような造りが一般的だったのに、

こんなに広い間口の建物が造られたのは、
産業振興のため重要産業である和紙問屋には
税金が免除されていたからだそうです。
いつの時代も、こういう特権ってあるんですね。。

さて、入ってすぐには帳場があります。

丸い接客用火鉢があり、この火鉢に当たるお客さんと
商談をしている番頭さん。。
豪商時代のこの家の様子がふっと頭に浮かびます。

箪笥に火鉢。。そのまま時代劇に使えそうな部屋ですね。

 

もうすぐ子供の日という事で立派な兜人形が飾られていました。

中庭の見える奥座敷は、床の間や飾り棚がある贅沢な造りで、
江戸時代、一家が6畳ほどの長屋で暮らしてした庶民と比べると
雲泥の差。。

さすが美濃一の和紙問屋という事が分かります。

台所には、大きな食器棚やおくどさんがあり、大きな蔵が3つもあります。 

 

 

水琴窟のある中庭

中庭は、石や燈籠、木々の緑が美しい日本庭園。
このお庭で有名なのは、 水琴窟です。

うだつの町の水琴窟と呼ばれるこの庭園の水琴窟。
水を汲んで黒い大きな石の上に水を落とすと、
ちょっと金属的で涼し気ないい音が。。

館長さんが、

これは、地中に、底に穴の開いた甕(かめ)を逆さに埋め、
その穴から入った水が甕(かめ)の空間で反響したもの、
これほどの美しい音色は珍しいと説明して下さいました。

本当に、澄んだ涼やかな音色は素晴らしい~。
旧今井家住宅の水琴窟は、日本の音100選にも選ばれているそうです。 

 中庭の奥には祠があり、その横には燈籠が。。

館長さんにハートマークが隠れてますよと言われ、
探してみると、確かに燈籠にハートのマークが。。

幸せのハートマーク、見いつけた。

 

このハートマークは猪の目と言われ、猪が火災などの災害に敏感な事から
猪の目を家の色々な所に配して、家を守っているのだそうです。

恋人の為のハートマークではなかったんですね。

 

さて、急がないと次のあかりアート館に間に合いません。。

ちょっとゆっくりし過ぎたかな。。
急いであかりアート館に向かいます。

 

 養老と美濃の旅6 美濃うだつの街あかりアート館に続きます。 

 

つもご訪問ありがとうございます。    

主人や家族と行った海外旅行や国内旅行の思い出を

 忘れない様に残しておきたいと記録に綴っています。

 また、これから行かれる方の参考に

少しでもなったらいいかなとも。。 

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ありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。 

 


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2 コメント

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Unknown (小梅)
2019-06-19 23:19:19
ゴールデンウィークのご旅行も素晴らしい晴天に恵まれましたねー(^-^)
やっぱり たんぽぽさん、晴れ女ですね。

今井家、立派ですね。
当時は和紙が重要産業だったのですね。
知らなかったです(^_^;)
ほんと、帳場も まるで時代劇のセットの様な。。
さて、番頭さんは どこかしら?なんて勝手に想像しています(^-^)

水琴窟、風流ですね。
日本人らしい音の楽しみですね(^-^)
日本の音100選の一つとは、聞いてみたいです(^-^)

ハートマークは猪の目なんですね。
亥月亥の日から炬燵などの火を使うと火災にならないと
聞いたことがあります(^-^)
猪は家を守ってくれる言い伝えがあるのですね。
返信する
小梅さんへ (たんぽぽ)
2019-06-21 00:50:51
おかげさまでゴールデンウィークの旅行も
いいお天気でした。(^-^)
旅行は概ね晴れるのですが、時々信じられない確率の雨にあったりすることがあります。(-_-;)
(ハワイ島の星空とか。。)
でも、お天気は嬉しいし、ありがたいです。(^^)v

旧今井家住宅、結構ゆっくり見てしまいました。
帳場は時代劇のセットみたいでしょう~。
思わずドラマの中の世界を想像してしまいますよね。

途中からは、館長さんが水琴窟を案内して下さったりして楽しかったです。
ふらっと見るのでは分からない水琴窟の造りや、
音色のことなどを教えてもらい面白かったです。

ハートマークは、嵐のCMにも出てきますよね。
旅先でハートマークを探すのも面白いですよね。
猪の目、家を守ってくれるだけでなく、恋人たちの愛も温かく見守ってくれているかな。(*^^)v
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