京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

ヨーロッパ木組みの家巡り25ドイツ・黒猫ワイン伝説の街ツェル

2018-06-04 00:10:30 | 海外旅行2017 5月スイス・フランス・ドイツ・ルクセンブルグ旅

旅の旅程は 2017 春色ヨーロッパ木組みの家巡り旅行行程  

ヨーロッパ木組みの家巡り1 関空~チューリッヒ  2 スイスラインの滝
3スイス・シュタインアムライン 4ドイツ・マイナウ島観光1
5ドイツ・マイナウ島観光2  6フランス・ストラスブールライトアップ
7フランス・ストラスブール朝の散歩  8フランス・アルザス・エギスハイム
9フランス・アルザス・エギスハイム2  10 アルザス・コルマール1
11アルザス・コルマール2   12フランス・アルザス・リクヴィル1
13フランス・アルザス・リクヴィル2  14ストラスブール プティット・フランス
15 ストラスブール大聖堂    16ストラスブールイル川クルーズ1
17ストラスブールイル川クルーズ2  18ルクセンブルグ
19ルクセンブルグ市内観光1        20ルクセンブルグ市内観光2
21 ルクセンブルグ夕食・ホテル   22 ドイツ・ベルンカステルクース1
23ドイツ・ベルンカステルクース2 24ドイツ・トラーベントラーバッハ
25ドイツ・黒猫ワイン伝説の街ツェル 26 ドイツ・ケルンライトアップ
27ドイツ・アウグストゥブルグ宮殿    28ドイツ・ケルン市内観光1
29ドイツ・ケルン市内観光2            30ドイツ・ケルン大聖堂
31ドイツ・ケルン・フリータイム1    32ドイツ・ケルン・フリータイム2
33ドイツ・ケルン・フリータイム3     34 帰路デュッセルドルフ・お土産・人々

ヨーロッパ木組みの家巡り24ドイツ・トラーベントラーバッハ
の続きです。

5月1日(月)

黒猫ワイン伝説の街ツェル

トラーベントラーバッハを出て、次に向かったのは
黒猫ワイン伝説の街ツェルです。

ツェルの街も、モーゼル川沿いの両サイドにできた街。
周りに葡萄園が広がっています。

バスの窓から見たツェルの街。

 可愛いレストランやカフェが並んでいますよ~。

 ツェルの黒猫ワイン伝説

 ちょっとここで、ツェルの黒猫ワイン伝説についてお話すると。。

今から150年以上前、あるワイン商人が
このツェルの村にワインの買い付けにやってきました。

商人は、一番味のいいワインを選ぼうと、
色々な樽ワインを試飲しました。
そして選び抜いた結果、3種類のワインの樽が残ったのです。

でも、どれが最上のワインか決めかねていたら、
黒猫がやってきて、一つのワインの樽の上に乗り
このワインの樽には手を出すなとばかりに
背中を丸めて、う~う~とうなったのです。

これを見た商人は、その樽を買い付けることに決めました。

黒猫が守ろうとしたワインは、ツェル村でも銘醸畑として知られている
酒蔵からのワインで、大変美味しいワインでした。
おかげでワインの売り上げ上々!

それ以後、この畑から取れたブドウで造られたワインを
いつの間にか黒猫ワインと呼ぶようになったのだそうです。

街の噴水にある黒猫のオブジェ、ワイン樽の上で、
背中を丸めて威嚇していますね~。

そんな話を聞いた後にツェルの街の散策。

ツェルの街の散策といっても、一番賑やかな通りを
行きはガイドさんや添乗員さんと一緒に歩き、
帰りはご自由にバスまで戻ってきて下さいというくらいの物。

ツェルの街自体、そんな大きな街ではなく人口も5000人に
足りないほどだそうです。

黒猫ワインの畑

バスを降りて、ツェルの街の散策が始まりました。
街の裏手に、葡萄畑が広がっていますよ。

急な斜面に広がるワイン畑はツェルの黒猫ワインの畑。

裏山のブドウ畑には、
銘酒Zeller Schwarze Katz(ツェラー・シュヴァルツ・カッツ)
の文字が。。

Zeller (ツェル村の) Schwarze(黒い)  Katz(猫) 
だそうですよ。

 

聖ペテロ・パウロカトリック教会

こちらは、聖ペテロ・パウロカトリック教会。

教会の壁に描かれていたこちらの年代を感じる古地図には、
マロン色のツェル城や蛇行するモーゼル川の絵が。。

 

下に巻物が描いてあったりして、とっても素敵なモザイク画でした。

 ちょっと閑散とした通りを歩いていくと。。

Hotel Schloss Zell 古城ホテル

なんだかすっごく素敵な建物がありましたよ。

レストランかな~、ホテルかな~なんて見上げながら歩きます。

この建物は、後期ゴシック様式の建物で、元ツェル城。
先ほどのモザイク古地図にも載っていましたよね~。

1307~1543年の間、代々のトリアー選帝侯の居城として建てられ、
1521年マキシミリアン皇帝が、1847年にはプロイセン王ヴィルヘルム4世が
所有されていたのだとか。。

今は、古城ホテルなんだそうです。。素敵、泊まってみたいです。

こちらが、古城ホテルツェル城の正面だそうです。
マロン色の二つの塔が可愛い~。

黒猫の看板

そして、ツェルの街で見かけた黒猫看板の色々。
背中を丸めて威嚇している黒猫もいれば、
愛らしい黒猫ちゃんもいましたよ。 

モーゼルワインは全体の9割近くが白ワインですが、
ツェルの「黒猫のワイン」もちょっと甘口タイプの白ワイン。

ワインのラベル(エチケット)も、もちろん黒猫ですね。

フリータイム

さて、この辺りまできて後は自由に散策して
バスまで各自戻ることになりました。

黒猫ワイン、買いたいね~なんて言いながら街歩きです。

このレストランも可愛い。
でも、横の路地も入っていきたい気がします。

 これは、ホテルかな~。 

黒猫ワインの試飲

黒猫ワインのお店もいっぱいで、ワインの試飲もできます。

たまたま入ったお店の中に、添乗員さんや他のツァーの方もおられて
皆と一緒に試飲をしました。

フルーティーで、甘口の白ワイン。ボトルもすっごく可愛いです。

これも美味しかったですよ。。と添乗員さんに勧められて
色々と試飲。ほんと、これもいいですね~。。

主人がいない。。?

ね。。どれがいい?と主人に声をかけたら。。。

あれ。。??主人がいません。

どこに行ったんやろう。。

小学生じゃないので心配する事もないのですが、
心配性の私としては、何も言わずに消えてしまった
主人の事が気になります。

大丈夫やって、時間になったらバスまで戻ってきはるよと、
周りの女性陣に言われて、

そうやね。。。と言いつつもどうしたんやろ。。

せっかく美味しいワインの試飲をしているのに
なんか、酔いも覚めてしまう感じ。。

こんな時、気にせず皆とそのままわいわいできたらいいのに。。と
自分の心配性なところは好きではないけれど、
でも、性分だから仕方ないんですよね。。

とりあえず黒猫ボトルのワインだけ買って、
そのお店を離れることにしました。

外にいっても主人の姿は見えず。。おかしいな。。

今までも、時々お互い隣のお店を見ていて。。
なんてことはあるのですが、
そんな時でも、ちょっと隣見てくるし。。とか
必ず伝えてから行くのに。。

とりあえず、色々なお店を覗きつつ、
一人でバスの所まで戻ることにしました。

とはいっても、素敵な写真は撮りつつですけどね。
このお店の、ワイン樽もいいですよね~。
3つ並んでいるのが、黒猫ワインの伝説的で面白い~。

このお店のテラス席もいい雰囲気ですよ。
花束が乗ったような看板もすっごくお洒落。

 バスの駐車場

そして、バスの待つモーゼル川沿いまで戻ってきました。

そしたら、トイレから出てきた主人とばったり。

どうしたん。。

主人は、途中でお腹が痛くなって急いでトイレのある
バスの駐車場まで戻っていたのだとか。。

一応声はかけたけど。。って、いや、聞いてないし。。

返事聞いてから行ってよ。。いや、それどこではなかったし。。

もう。。

でも、ま、お腹痛も治ったようで、よかった。 

皆が戻ってくるまでの時間、
ベンチに腰かけて、モーゼル川の向こうに見えるツェルの街を
ぼ~っと二人でみていました。

ま、こんな時間もよかったかもしれませんけどね。 。

 

そうそう、こちらがツェルの街で買ったショットグラス。

ま、主人を探しつつも、
ちゃんと、ショットグラスは買っていたんですよね。。

 

さて、次は、いよいよケルンへ向かいます。

一度見たかったケルン大聖堂がある街ですよ。

ヨーロッパ木組みの家巡り26 ドイツ・ケルンライトアップ
に続きます。

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4 コメント

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はじめまして (まろまろ)
2018-06-04 08:43:21
初めまして、横浜在住の47歳の女性です。今週金曜日に母と中欧旅行に行くので、中欧に行かれた方のブログを拝読しようと検索していてたんぽぽさんのブログに出会いました。  とても面白くてあっという間に読破しました。中欧旅行記以外も拝読したくなり、木組の家の旅行記も拝読しました。あれ?と思ったらまだこの続きがあるんですね。楽しみにしております。個人的には中欧より木組みの家めぐりの方が好きかもしれない(^_^;)と思いました。のどかな風景が大好きなんです。  続きを楽しみにしております。   これからたんぽぽさんのバルト3国の旅行記、拝読します(^_^)。   
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まろまろさんんへ (たんぽぽ)
2018-06-04 12:25:13
はじめまして。
お越し下さってありがとうございます。(*^^)v
今週金曜日から、お母さまと中欧旅行に行かれるんですね。
お母さまと二人旅、楽しそうですね。
お母さまも楽しみにされている事でしょう。

中欧のブログ読んで頂いてありがとうございます。
木組の家の旅行も可愛くて楽しかったですが、中欧、すっごくよかったですよ。
私はどこがよかったですか。。なんて人に聞かれたら、
もちろんどこもよかったですが、中欧やスペインはお勧めかも。。なんていう事があります。

ウィーンの街は本当に綺麗で、ぜひぜひまた行ってみたいと思ってます。
ハルシュタット・チェスキークルムロフ(行かれるかな?)も素敵でした。

中欧の旅、ぜひぜひ楽しんできて下さいね。
また、お話聞かせて下さいね。(^^)

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Unknown (小梅)
2018-06-05 23:16:48
こんばんは。
黒猫のワインのラベルを見たことあっても黒猫のワイン伝説は知りませんでした。
伝説を知ると飲んでみたくなりますね。
黒猫さん達に導かれた気分です(^-^)v

黒猫さん達の看板が どれも可愛い~(^-^)
たんぽぽさんが買われた黒猫のショットグラスも旅の記念になりますものね(^-^)
猫さんのボトルも可愛いです。

ご主人さま、腹痛だったのですね。
会えて良かったです
私も心配性だから お気持ちわかります。。(^_^;
返信する
小梅さんへ (たんぽぽ)
2018-06-06 19:30:31
こんばんは。

黒猫のワインのラベルを見たことあるんですね~。すごい~。
私は黒猫ワインすら知りませんでした。(^-^;
でも、伝説を知ると飲んでみたくなりますよね。
ちょっと甘めのデザートワイン風のワインでしたよ。

大急ぎで買った黒猫のショットグラスや、
猫さんボトルのワイン、これを見ると
ツェルでの出来事思い出してしまいます。(^^ゞ

小梅さんも心配性ですか。よかった。。

そんなんなんとでもなるわ~。。と豪快に笑え飛ばせないんですよね。。

心配して損したわ。。と思う事もしばしば。
でも、あ~あ、よかったとその都度思えるからいいですよね。(*^^)v

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