京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

東北の旅3 銀山温泉散策・ライトアップ

2016-05-09 00:10:30 |  国内旅行

東北の旅1 銀山温泉へ
東北の旅2 銀山温泉能登屋・散策
東北の旅3 銀山温泉散策・ライトアップ
東北旅行4 銀山温泉能登屋夕食~
東北の旅5 会津若松へ
東北旅行6 会津若松 鶴ヶ城
東北の旅7 白虎隊
東北旅行8 さざえ堂と武家屋敷
東北の旅9 東山温泉庄助の湯瀧の湯
東北旅行10 瀧の湯・夕ご飯~郡山へ
東北の旅11 日光の町
東北の旅12 日光山輪王寺・東照宮五重の塔
東北旅行13 東照宮三猿の教え
東北の旅14 日光東照宮・陽明門・唐門
東北旅行15 日光東照宮・眠り猫・鳴龍・二荒山神社
東北の旅16 日光温泉日光千姫物語
東北の旅17 ナチュラルパークツアー華厳の滝・中禅寺湖
東北旅行18 日光・中禅寺・龍頭の滝
東北旅行19 明治の館~京都

東北の旅2 銀山温泉能登屋・散策の続きです。

3月4日(金)

 さて、今度は銀山温泉の入り口の方へ歩いていくことにしました。 

なんか、ゆっくり、ゆっくり、ぶらぶらと歩くのが
よく似合う温泉街。

 

色々な旅館

 少し歩くと、大正ロマンというより、和モダンな旅館の藤屋さんが。
こちらは、高級旅館で有名だそうですよ。
確かに昔ながらの古き旅館という風ではありませんね。

そして、こちらは古勢起屋別館(こせきやべっかん)さん。

こちらは、銀山川に面した通りにある
大正ロマンたっぷりレトロ感たっぷりのお宿。

 信楽を思う大きな狸の置物があるのは昭和館さん。
こじんまりとした旅館ですが、懐石料理には定評があるようです。

どのお宿も泊まってみたいな~って思ってしまいます。

鏝絵(こてえ)

銀山温泉で眼を引くのが色々な旅館の看板や壁などに
デザインされた鏝絵(こてえ)です。

鏝絵とは左官職人が使う道具の鏝(こて)で漆喰を塗って
描いた色々な柄の絵だそうです。

こちらは老舗旅館の一つ、古山閣ですが、
この旅館の正面には、一年の行事をカラフルな色彩で描いた
鏝絵が、ずらっと並んでいますよ。

 思わず見上げて見入ってしまう美しさ。。

なんだか、昔見た紙芝居の世界を思い出してしまいますよね。

和楽足湯(わらしゆ)

古山閣の前には、銀山温泉の町中を流れる銀山川沿いに設けられた
共同足湯がありました。

これは和楽足湯(わらしゆ)と呼ばれる無料の足湯。

 

観光客がそれぞれ疲れた足を浸して、
のんびりと大正ロマンの湯を楽しんでいます。

 

源泉をそのまま使用した足湯、私達も足を浸してみました。
冷たい空気の中、とってもあったか~いです。

周りの雪景色を見たり、散歩するワンちゃんに声を掛けたり。。

のんびり、ゆったり、ほっこり。。

こちらの足湯は、 朝6時から夜22時まで利用できるそうですよ。

亀まんじゅう

この足湯のすぐそばのお饅頭屋さんは、
銀山温泉でも有名な亀まんじゅうのお店。

 

全国菓子大博覧会で観光庁長官特別賞を受賞した
お菓子だそうです。

 

日持ちがあまりしなかったのでお土産にはしませんでしたが
私達の分はゲット。

旅館に戻ったら、お夜食にでも食べてみようかな。

 しろがね橋

 銀山温泉街の入口にあるしろがね橋。

しろがね橋から銀山温泉街を見るのとこんな感じです。 

 しろがね橋の近くの菓子処 めいゆう庵に行ってみました。

 めいゆう庵でお土産を

めいゆう庵で買ったお土産は、銀山温泉の包装が素敵な
温泉まんじゅうと手造りごまかりんとう。

中身よりも、銀山温泉らしい包装紙で選んでしまいました。
日持ちもするしね。温泉まんじゅうは個別包装でしたよ。

スイカサイダーやサクランボサイダーも買って。。

ちょっとたくさんのお土産を買って、
荷物になるので京都まで送って貰ったら
いっぱいゆべしのおまけを貰ってしまいました。

くるみゆべしにくりゆべし、さくらんぼゆべしにごまゆべし
電車の中でのおやつになりましたよ~。

「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデル

そして、能登屋さんに帰ってきました。

このお宿は、「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルのなった
とも言われていますが、

全国には、ここ以外にもモデルになったと言われる温泉が
いくつかありますよね。

ずっと前ですが行ったことのある愛媛の道後温泉本館とか
長野渋温泉金具やさんも、千と千尋の神隠しの湯屋のモデル
なんですよと言われていました。

その他、岡山の湯原温泉元禄旅籠油屋さんや
群馬の四万温泉積善館本館、神奈川鶴巻温泉元湯陣屋も
モデルだと言われているそうで、

銀山温泉の能登屋さんで三つの旅館に行った事になるので、
こうなるとあと三つ、千と千尋の神隠し湯屋モデル旅館めぐり
にチャレンジするのも面白いかな~なんて思ってしまいます。

でも、宮崎監督は、特定のモデルはないとおっしゃってるそうで
「千と千尋の神隠し」の湯屋は昔の日本の建物の
象徴なのかもしれませんけどね。

 お風呂

さて、能登屋さんに帰ってきて、まずはお風呂に入りました。

 

 こんこんと湧き出る源泉のお湯で疲れをとっていい気持ち。。

でも、白銀の滝が臨めるという展望露天風呂は
冬場はお休みで、ちょっと残念でした。

お風呂からあがって、お部屋の窓から外を眺めると、
ぽつぽつと町に明かりがつき始めています。

 夕方の散策

夕食までの間、主人に誘われてガス灯に灯りが灯った町を
散策に出かけました。

私は、夕食を食べてから夜の町を散策に行ったらいいかなと
思っていたのですが、
この、日が落ち始めた頃の夕暮れ時の銀山温泉が、
なんともノスタルジックで、とっても素敵でした。

銀山川の両岸の旅館の窓やガス灯に、おれんじ色のやさしい光が灯され
青く染まり始めた空と白い雪。。

なんだか絵葉書の中にすっかり入り込んだみたいで
周りの景色に魅了されてしまいます。

じ~っと見ていると、時が止まったみたいで
不思議な感覚に襲われますね。

懐かしい郷愁の思いを胸に町を歩いていると、

今度は映画のロケ地を散策しているみたいな気分になってきてわくわく。

ガス灯に照らされ、優しい光に包まれた町並みが
青いカンバスを背景に浮かび上がっています。。綺麗。。

銀山温泉に来てよかった~。。とあらためて思ってしまった瞬間でした。

  

能登屋さんの前では、
大正時代のハイカラさんの衣装を着た若い女性が
写真を撮ってられましたよ。 

 う~ん、この感じもとても素敵ですね。

 赤く丸いポストもノスタルジック。

 もうすぐ閉店というお店にもちょっと寄って。。

 だんだんと暗くなってきた夜の能登屋さんに戻ってきました。

もしも、銀山温泉に行かれる方があったら、
この、日没頃の温泉街の散策は絶対にお勧めです。

夕食後の真っ黒になった夜のライトアップもいいですが、

夕暮れ時の青い空に浮かぶ銀山温泉は
ロマンティックで、えもいわれぬ美しさですよ。

 

さぁ、私達は、これから夕ご飯です。

 東北旅行4 銀山温泉能登屋夕食~へ続きます。

 

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